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2024.9.28

ホームページアドレスとは?意味から取得方法、変更手順まで徹底解説!

「ホームページアドレスってなに?どうやって確認するの?」と思ったことはありませんか?

この記事では、ホームページアドレスの意味から、取得・確認・変更方法までを初心者の方にもわかりやすく解説します。ホームページアドレスは、インターネット上の住所のようなもの。

独自ドメインの取得方法や、レンタルサーバーの選び方など、ホームページ運営に必要な知識を身につけることができます。この記事を読めば、ホームページアドレスに関する疑問がすべて解決すること間違いなし!

Contents

1. ホームページアドレスの基礎知識

1.1 ホームページアドレスとは?

ホームページアドレスとは、インターネット上のWebサイト(ホームページ)を特定するための住所のようなものです。私たちが普段生活する上で、特定の家を見つけ出すために住所が必要であるように、インターネット上の膨大な情報の中から特定のWebサイトへアクセスするためには、そのWebサイトを示す住所が必要になります。

このインターネット上の住所のことをホームページアドレスと呼びます。

ホームページアドレスは、URL(Uniform Resource Locator)と呼ばれることもあります。URLはインターネット上のあらゆる資源(Webページ、画像、動画など)を特定できる識別子のことで、ホームページアドレスはその中のWebページを特定する際に使われるURLの一種です。

1.2 ホームページアドレスの役割

ホームページアドレスは、インターネット上でWebサイトを特定し、アクセスするために必要不可欠なものです。Webブラウザにホームページアドレスを入力することで、そのアドレスに対応するWebサイトが表示されます。ホームページアドレスがない場合、私たちはインターネット上の目的のWebサイトへアクセスすることができません。

ホームページアドレスは、Webサイトを特定するだけでなく、以下の様な役割も担っています。

  • Webサイトの信頼性を示す: 信頼できる組織や企業が運営するWebサイトは、適切なホームページアドレスを取得し、利用しています。そのため、ホームページアドレスを見ることで、そのWebサイトの信頼性をある程度判断することができます。
  • Webサイトのブランドイメージを構築する: 短く覚えやすいホームページアドレスや、企業名やブランド名を含むホームページアドレスは、ユーザーにWebサイトを覚えてもらいやすく、ブランドイメージの向上に繋がります。
  • SEO(検索エンジン最適化)に貢献する: ホームページアドレスにキーワードを含めることは、検索エンジンがWebサイトの内容を理解する際に役立ちます。適切なキーワードを含むホームページアドレスを設定することで、検索エンジンのランキングで上位表示されやすくなる可能性があります。

1.3 ホームページアドレスとドメインの関係

ホームページアドレスとドメインは密接に関係しています。ホームページアドレスは「https://www.example.com/index.html」のように表されますが、この中の「example.com」の部分がドメインです。つまり、ホームページアドレスはドメインを含んで構成されています。

ホームページアドレスドメイン
https://www.example.com/index.htmlexample.com

ドメインは、インターネット上の住所を表す識別子のひとつで、ホームページアドレスの一部であると同時に、Webサイトの住所の基盤となるものです。ホームページアドレスは、このドメインに「www」などの接頭辞や、「/index.html」などのディレクトリ名やファイル名を付け加えることで、特定のWebページを示すことができるようになります。

例えば、「example.com」というドメインを取得した場合、「example.com」以下の階層にある「index.html」や「contact.html」といった個別のページにアクセスするための完全な住所をホームページアドレスで表すことになります。

  • 「https://www.example.com/index.html」
  • 「https://www.example.com/contact.html」

このように、ホームページアドレスとドメインは、Webサイトを特定し、アクセスするために欠かせない要素です。ホームページアドレスは、ドメインを基盤として、インターネット上の特定のWebページを示す役割を担っています。

2. ホームページアドレスの種類

ホームページアドレスには、人間が理解しやすい形式と、コンピュータが理解しやすい形式の2種類があります。ここでは、それぞれの形式について詳しく解説していきます。

2.1 URL

URLは、「Uniform Resource Locator」の略称で、日本語では「統一資源位置指定子」と訳されます。インターネット上のあらゆる情報(Webページ、画像、動画など)の位置を特定するための記述方法です。

URLは、私たちが普段目にするホームページアドレスとほぼ同じものです。例えば、GoogleのトップページのURLは「https://www.google.com/」となります。

2.1.1 URLの構造

URLは、いくつかの要素が組み合わさって構成されています。例として、GoogleのトップページのURLを分解してみましょう。

プロトコルドメイン名パス
https://www.google.com/
  • プロトコル: データの送受信に使用する通信方式を示します。よく使われるプロトコルには、Webページを表示するための「http」(Hypertext Transfer Protocol)や、セキュリティを強化した「https」(Hypertext Transfer Protocol Secure)があります。
  • ドメイン名: インターネット上の住所のような役割を果たすもので、Webサイトを特定するために使用されます。
    • www: World Wide Webを表すもので、省略されることもあります。
    • google.com: Googleが所有するドメイン名です。
      • google: セカンドレベルドメインと呼ばれ、組織名やサービス名を表すことが多いです。
      • .com: トップレベルドメインと呼ばれ、組織の種別や国を表します。.comは商業組織を表します。
  • パス: ドメイン名に続く部分で、Webサイト内の特定のページやファイルを指定します。上記の例では「/」はトップページを示しています。例えば、「/about」であれば、「https://www.google.com/about」というURLでアクセスできるページを表します。

2.2 IPアドレス

IPアドレスは、「Internet Protocol Address」の略称で、ネットワークに接続された機器を識別するための番号です。インターネット上のすべての機器は、このIPアドレスによって一意に識別されます。

IPアドレスは、人間には理解しにくい数字の羅列であるため、私たちが普段目にすることはありません。しかし、Webサイトを閲覧する際には、裏側でこのIPアドレスが使われています。

2.2.1 IPアドレスの表記方法

IPアドレスは、通常、「192.168.0.1」のように、0から255までの数字4つをピリオドで区切って表します。この表記方法は「IPv4」と呼ばれ、現在も広く使われています。

しかし、インターネットの普及に伴い、IPv4アドレスは枯渇しつつあります。そこで、より多くの機器を識別できる「IPv6」という新しい規格が開発されました。IPv6アドレスは、「2001:0db8:85a3:0000:0000:8a2e:0370:7334」のように、16進数8組をコロンで区切って表します。

2.2.2 IPアドレスとドメイン名の関係

Webサイトを閲覧する際、私たちはURLを入力しますが、実際にはコンピュータはIPアドレスを使って通信を行っています。URLをIPアドレスに変換する役割を担うのが「DNSサーバー」です。

DNSサーバーは、インターネット上の電話帳のようなもので、ドメイン名とIPアドレスの対応表を管理しています。私たちがブラウザにURLを入力すると、コンピュータはDNSサーバーに問い合わせて、対応するIPアドレスを取得し、そのIPアドレスを使ってWebサーバーにアクセスします。

3. ホームページアドレスの取得方法

ホームページアドレスを取得するには、大きく分けて以下の2つの方法があります。

  1. 独自ドメインを取得する
  2. 無料ホームページサービスを利用する

それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った方法を選びましょう。

3.1 独自ドメインを取得する

独自ドメインとは、世界に一つだけのオリジナルのホームページアドレスのことです。企業やブランドのホームページアドレスとして一般的です。独自ドメインを取得するメリットは、以下の点が挙げられます。

  • ブランドイメージの向上
  • SEO(検索エンジン最適化)に有利
  • メールアドレスも独自ドメインで取得可能

独自ドメインを取得するには、以下の手順を踏む必要があります。

3.1.1 レンタルサーバーの契約

ホームページのデータを置くためのレンタルサーバーを契約します。多くのレンタルサーバー会社では、独自ドメインの取得とセットになったプランが用意されています。おすすめのレンタルサーバー会社は以下の通りです。

会社名特徴URL
エックスサーバー国内最大級のシェアを誇るレンタルサーバー。安定したサーバー運用と充実したサポートが魅力です。xserverはこちら
ロリポップ!初心者向けの格安レンタルサーバー。低価格でありながら、WordPressにも対応しています。ロリポップはこちら
さくらのレンタルサーバ老舗のレンタルサーバー会社。低価格プランから高機能プランまで、幅広いニーズに対応しています。

これらのレンタルサーバー会社以外にも、数多くの会社が存在します。料金や機能、サポート体制などを比較して、自分に合った会社を選びましょう。レンタルサーバーを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 料金体系(初期費用、月額費用、更新費用など)
  • サーバーの性能(ディスク容量、転送量、データベース数など)
  • サポート体制(電話、メール、チャットなど)
  • セキュリティ対策(SSL証明書、WAFなど)

3.1.2 ドメイン登録事業者での登録

レンタルサーバー会社で独自ドメインを取得できる場合もありますが、お名前.comなどのドメイン登録事業者で取得することもできます。ドメイン登録事業者では、希望するドメインが取得できるか検索し、空いていれば登録手続きを行います。ドメイン登録には、年間数百円から数千円の費用がかかります。ドメインを選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 覚えやすさ(短く、シンプルで、関連性の高い単語を選ぶ)
  • 独自性(他のドメインと混同されないようにする)
  • 拡張子(.com、.net、.jpなど、目的に合ったものを選ぶ)

独自ドメインを取得したら、レンタルサーバーに設定する必要があります。この設定は、DNS(Domain Name System)と呼ばれるシステムを通じて行われます。DNS設定が完了すると、取得した独自ドメインでホームページにアクセスできるようになります。

3.2 無料ホームページサービスを利用する

独自ドメインを取得せずに、無料でホームページを開設できるサービスがあります。これらのサービスでは、あらかじめ用意されたドメインの一部を借りてホームページアドレスとして使用します。無料ホームページサービスのメリットは、以下の点が挙げられます。

  • 費用がかからない
  • 簡単にホームページを作成できる
  • 専門知識がなくても始められる

一方、デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

  • 独自ドメインではないため、ブランドイメージが低い
  • SEOに不利
  • サービスの終了や広告表示の可能性がある

無料ホームページサービスとしては、以下のサービスが有名です。

  • Ameba Ownd
  • Jimdo
  • Wix

これらのサービスは、それぞれ特徴が異なります。無料プランの内容や機能、使いやすさなどを比較して、自分に合ったサービスを選びましょう。無料ホームページサービスを利用する場合は、独自ドメインを取得するよりも手軽にホームページを開設できますが、機能や自由度は制限されます。本格的なホームページを作成したい場合は、独自ドメインの取得を検討しましょう。

4. ホームページアドレスの確認方法

ホームページアドレスは、パソコンやスマートフォンなど、デバイスの種類を問わず確認することができます。ここでは、それぞれのデバイスにおける確認方法を具体的に解説します。

4.1 パソコンからの確認方法

パソコンからホームページアドレスを確認するには、主に以下の2つの方法があります。

4.1.1 ブラウザのアドレスバーを見る

ホームページアドレスを確認する最も簡単な方法は、ブラウザのアドレスバーを見ることです。現在表示しているページのアドレスが、アドレスバーに表示されています。

  • Google ChromeやFirefox、Safari、Microsoft Edgeなど、普段利用しているブラウザを開きます。
  • アドレスバーを確認します。アドレスバーは、ブラウザの上部にあることが一般的です。
  • アドレスバーに表示されているのが、現在表示しているページのホームページアドレスです。

例えば、Googleのトップページを表示している場合、アドレスバーには「https://www.google.com/」と表示されます。

4.1.2 「ホスト名」コマンドを使う

「ホスト名」コマンドを使うことでもホームページアドレスを確認できます。この方法は、コマンドプロンプトやターミナルなどのコマンドラインインターフェースを使用する必要があるため、少しだけ技術的な知識が必要となります。

  1. コマンドプロンプト(Windowsの場合)またはターミナル(Macの場合)を起動します。
  2. 以下のコマンドを入力し、Enterキーを押します。 hostname
  3. コマンドを実行すると、パソコンのホスト名が表示されます。これが、ホームページアドレスの一部となります。

ただし、「ホスト名」コマンドで表示されるのは、あくまでホームページアドレスの一部であるホスト名のみです。完全なホームページアドレスを確認するには、ブラウザのアドレスバーを確認する方が簡単です。

4.2 スマートフォンからの確認方法

スマートフォンからホームページアドレスを確認するには、パソコンと同様に、主に以下の2つの方法があります。

4.2.1 ブラウザのアドレスバーを見る

スマートフォンのブラウザでも、パソコンと同様にアドレスバーにホームページアドレスが表示されます。ただし、スマートフォンでは画面のスペースが限られているため、アドレスバーが表示されていない場合があります。その場合は、アドレスバーをタップするか、画面を下にスワイプすると、アドレスバーが表示されます。

  • スマートフォンで、ChromeやSafariなど、普段利用しているブラウザを開きます。
  • アドレスバーをタップするか、画面を下にスワイプします。
  • アドレスバーに表示されているのが、現在表示しているページのホームページアドレスです。

4.2.2 設定アプリから確認する

スマートフォンでは、設定アプリからWi-Fiの情報を確認することで、ホームページアドレスの一部であるIPアドレスを確認することができます。ただし、この方法で確認できるのは、あくまでもIPアドレスのみであり、完全なホームページアドレスを確認することはできません。

OS確認方法
iOS「設定」アプリを開きます。 「Wi-Fi」をタップします。 接続しているWi-Fiネットワークの右側にある「i」マークをタップします。 「IPアドレス」欄に表示されているのが、スマートフォンのIPアドレスです。
Android「設定」アプリを開きます。 「ネットワークとインターネット」または「Wi-Fi」をタップします。 接続しているWi-Fiネットワークの名前をタップします。 「IPアドレス」欄に表示されているのが、スマートフォンのIPアドレスです。

ホームページアドレスを確認する方法は、パソコンとスマートフォンで多少異なりますが、いずれの場合も、ブラウザのアドレスバーを見るのが最も簡単な方法です。もし、ホームページアドレスがわからない場合は、今回ご紹介した方法を試してみてください。

5. ホームページアドレスの変更方法

ホームページアドレスを変更する方法は、独自ドメインを利用しているか、無料ホームページサービスを利用しているかによって異なります。それぞれのケースにおける変更方法と注意点を詳しく解説します。

5.1 独自ドメインの場合

独自ドメインを利用している場合、以下の2つの手順を踏むことでホームページアドレスを変更できます。

5.1.1 1. 新しいドメインを取得する

まず、新しいホームページアドレスとして使用するドメインを取得する必要があります。ドメインは、インターネット上の住所のような役割を果たすもので、ホームページアドレスの一部となります。ドメインは、お名前.comやムームードメインなどのドメイン登録事業者から取得できます。

ドメイン登録事業者では、希望するドメインが既に取得されているかどうかを確認し、取得可能な場合は登録手続きを行います。ドメインの取得には、年間数百円から数千円の費用がかかります。ドメインの取得後、ホームページのデータを新しいドメインに対応するサーバーに移行する必要があります。

  • 既存のドメインと類似した新しいドメインを取得することで、ユーザーの混乱を最小限に抑えることができます。
  • 新しいドメインを取得する際には、SEOへの影響も考慮することが重要です。既存のドメインで築いた検索エンジンの評価を新しいドメインに移行するための対策が必要です。

5.1.2 2. DNS設定を変更する

新しいドメインを取得したら、次にDNS設定を変更する必要があります。DNS(Domain Name System)とは、ドメイン名とIPアドレスを結びつけるシステムです。DNS設定を変更することで、新しいドメインにアクセスした際に、正しいサーバーに接続されるようになります。

DNS設定は、ドメインを取得した事業者の管理画面から行います。DNS設定の変更が反映されるまでには、最大で72時間程度かかる場合があります。DNS設定の変更後、ホームページアドレスが新しいドメインに変更されます。

  • DNS設定の変更は、慎重に行う必要があります。誤った設定を行うと、ホームページにアクセスできなくなる可能性があります。
  • DNS設定の変更が反映されるまでには時間がかかるため、事前に余裕を持って作業を行うようにしましょう。

このあたりは専門的な知識が必要になるため、WEB制作会社に依頼するのが無難でしょう。

5.2 無料ホームページサービスの場合

無料ホームページサービスを利用している場合は、サービス提供元の管理画面からホームページアドレスを変更することができます。具体的な手順は、利用しているサービスによって異なりますが、一般的には以下の手順となります。

5.2.1 1. サービスの管理画面にログインする

まず、利用している無料ホームページサービスの管理画面にログインします。

5.2.2 2. ホームページアドレスの設定画面を開く

管理画面内から、ホームページアドレスの設定画面を開きます。設定画面の場所は、サービスによって異なりますが、「設定」や「ホームページ情報」といった項目にあることが多いです。

5.2.3 3. 新しいホームページアドレスを入力する

ホームページアドレスの設定画面で、新しいホームページアドレスを入力します。入力後、変更を保存します。

無料ホームページサービスの場合、独自ドメインのようにDNS設定を変更する必要はありません。サービス側で自動的に設定が変更されます。ただし、サービスによっては、ホームページアドレスの変更ができない場合や、変更に制限がある場合があります。

  • 無料ホームページサービスを利用している場合、独自ドメインと比較して、ホームページアドレスの自由度は低くなります。
  • ホームページアドレスを変更する前に、利用規約をよく確認しておきましょう。

ホームページアドレスの変更は、SEOに影響を与える可能性があります。変更する場合は、検索エンジンの評価を維持するための対策を講じるようにしましょう。

6. ホームページアドレスに関する注意点

ホームページアドレスを設定する際には、セキュリティ対策とわかりやすさに配慮することが重要です。ここでは、ホームページアドレスに関する注意点を詳しく解説します。

6.1 セキュリティ対策

ホームページアドレスは、セキュリティ対策の観点からも重要な要素です。セキュリティ対策を怠ると、
・不正アクセスによる情報漏えい
・ウェブサイトの改ざん
・フィッシング詐欺への悪用
などのリスクが生じます。これらのリスクを回避するために、以下の点に注意しましょう。

6.1.1 SSL/TLS証明書の導入

ホームページアドレスを「https://~」で始めるためには、SSL/TLS証明書の導入が必要です。SSL/TLS証明書は、ウェブサイトとユーザー間の通信を暗号化し、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。SSL/TLS証明書が導入されていないウェブサイトは、ブラウザに「保護されていない通信」と表示され、ユーザーに不安感を与える可能性があります。

また、SEOの観点からも、SSL/TLS証明書の導入は重要視されています。Googleは、検索エンジンのランキングアルゴリズムにおいて、SSL/TLS証明書の有無を評価指標の一つとしています。そのため、SSL/TLS証明書を導入することで、検索順位の向上も期待できます。

SSL/TLS証明書には、無料のものと有料のものがあります。無料のSSL/TLS証明書でも基本的なセキュリティ対策は可能ですが、有料のSSL/TLS証明書の方が、より高いセキュリティレベルと信頼性を提供します。ウェブサイトの規模や重要度に応じて、適切なSSL/TLS証明書を選択しましょう。

6.1.2 ドメイン名の適切な管理

ドメイン名は、インターネット上の住所のような役割を果たすため、適切に管理することが重要です。信頼できるレジストラからドメインを取得し、有効期限切れにならないように更新手続きを行う必要があります。

また、ドメイン名の不正取得やなりすましを防ぐため、Whois情報保護サービスの利用も検討しましょう。Whois情報保護サービスとは、ドメイン登録者の個人情報や連絡先などの公開情報を、代理の事業者の情報に置き換えて表示するサービスです。

このサービスを利用することで、スパムメールやフィッシング詐欺などのリスクを軽減できます。ドメイン名の管理を怠ると、ウェブサイトへのアクセスが困難になったり、なりすまし被害に遭ったりする可能性があります。そのため、ドメイン名の管理には十分注意を払いましょう。

6.1.3 .htaccessによるアクセス制限

.htaccessは、ウェブサイトのサーバーに設置する設定ファイルです。.htaccessを利用することで、特定のIPアドレスからのアクセスを制限したり、ディレクトリへのアクセスをパスワードで保護したりすることができます。

.htaccessによるアクセス制限は、ウェブサイトのセキュリティレベルを高める上で有効な手段となります。ただし、.htaccessの設定を誤ると、ウェブサイトが表示されなくなったり、予期せぬ動作を引き起こしたりする可能性があります。

そのため、.htaccessの編集は、サーバー管理の知識がある場合のみ行うようにしましょう。設定内容に不安がある場合は、専門の業者に相談することをおすすめします。

6.2 わかりやすいアドレス設定

ホームページアドレスは、ユーザーがウェブサイトを訪問する際に利用するものです。そのため、わかりやすく覚えやすいアドレスを設定することが重要です。

ここでは、わかりやすいホームページアドレスを設定するためのポイントを紹介します。

6.2.1 簡潔で覚えやすい文字列

ホームページアドレスは、できるだけ簡潔で覚えやすい文字列にしましょう。長すぎるアドレスや複雑な記号を含むアドレスは、ユーザーが覚えにくく、入力ミスも発生しやすくなります。

ホームページアドレスには、ウェブサイトの内容や目的がわかるようなキーワードを含めることが効果的です。例えば、企業のウェブサイトであれば、会社名やブランド名を含めることが一般的です。個人ウェブサイトであれば、自分の名前や活動内容を表す言葉を含めるといいでしょう。

キーワードをホームページアドレスに含めることで、ユーザーはウェブサイトの内容を事前にある程度予測することができます。

また、検索エンジン最適化(SEO)の観点からも、関連性の高いキーワードを含めることは有効です。ただし、キーワードを詰め込みすぎると、スパムとみなされる可能性もあるため、注意が必要です。ホームページアドレスは、一度設定すると変更が困難な場合もあるため、慎重に検討しましょう。

6.2.2 単語の区切りが明確

複数の単語を組み合わせる場合は、単語の区切りが明確になるように、ハイフン「-」を使用するのが一般的です。

ハイフンを使用することで、アドレスが読みやすくなり、ユーザーはそれぞれの単語を認識しやすくなります。例えば、「ホームページアドレス設定」というフレーズをホームページアドレスに含める場合、「ホームページ-アドレス-設定」のようにハイフンで区切ると、ユーザーはそれぞれの単語を区別しやすくなります。

ハイフン以外にも、アンダースコア「_」も単語の区切りに使用することができますが、SEOの観点からは、ハイフンの方が推奨されています。アンダースコアを使用すると、単語が繋がってしまうため、検索エンジンがそれぞれの単語を正しく認識できない可能性があります。そのため、単語の区切りには、ハイフンを使用することをおすすめします。

6.2.3 小文字で統一

ホームページアドレスは、大文字と小文字を区別しません。そのため、すべて小文字で統一することで、アドレスの入力ミスを防ぐことができます。大文字と小文字が混在していると、ユーザーはアドレスを正しく入力するのが難しくなります。

例えば、「HomePageAddress」というアドレスの場合、ユーザーは「H」と「h」、「P」と「p」などを意識して入力する必要があり、入力ミスが発生しやすくなります。また、すべて小文字で統一することで、アドレスの見栄えもスッキリとします。

ホームページアドレスは、ウェブサイトの顔となる部分でもあるため、見栄えにも配慮することが重要です。ユーザーにとって、入力しやすく、見やすいアドレスを設定することで、ウェブサイトへのアクセスを促進することができます。

6.3 まとめ

ホームページアドレスは、ウェブサイトの顔となる重要な要素です。セキュリティ対策とわかりやすさに配慮したアドレスを設定することで、ユーザーにとって安全で快適なウェブサイト運営が可能になります。ホームページアドレスを設定する際には、今回紹介した内容を踏まえ、適切な対策を講じるようにしましょう。

7. まとめ

この記事では「ホームページアドレス」について、その意味から取得方法、確認・変更手順までを解説しました。ホームページアドレスは、インターネット上の住所のようなものであり、ウェブサイトを特定するために必要不可欠なものです。

ホームページアドレスには、URLとIPアドレスの2種類があります。独自ドメインを取得する場合は、レンタルサーバーの契約とドメイン登録事業者での登録が必要です。無料ホームページサービスを利用する場合は、サービス内でホームページアドレスが自動的に付与されます。

ホームページアドレスを変更する場合は、独自ドメインか無料ホームページサービスかによって手順が異なります。セキュリティ対策や、わかりやすいアドレス設定など、ホームページアドレスに関する注意点を踏まえて、適切に管理しましょう。

この記事を書いた人

Atsushi

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