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LP

2025.4.22

ランディングページが怪しい…と感じたらチェック!危険信号と安心できるLPの特徴

「なんかこのランディングページ、怪しい…」と感じたことはありませんか? ネットショッピングや資料請求などでよく見かけるランディングページですが、中には悪意のあるものも潜んでいます。そこでこの記事では、怪しいランディングページの特徴を具体的に解説。個人情報の入力欄の多さや、連絡先の不明瞭さ、誇大表現など、見落としがちな危険信号を分かりやすくまとめました。

また、安全なランディングページの特徴も紹介することで、安心してインターネットを利用できるようサポートします。この記事を読めば、怪しいランディングページを見分ける力がつき、ネット詐欺などの被害から身を守ることができます。

怪しいランディングページの特徴

インターネット上には、様々なランディングページ(LP)が存在しますが、中には悪意のあるものや、信頼性に欠けるものも紛れています。そこで、怪しいランディングページの特徴を理解し、適切な対策を講じることが重要です。以下に、怪しいランディングページの特徴を詳しく解説します。

個人情報の入力欄が多い

必要以上に個人情報の入力を求められる場合は注意が必要です。サービス内容と無関係な情報や、過度に詳細な個人情報の入力を要求するLPは、悪用される可能性があります。氏名、住所、電話番号、メールアドレスといった基本的な情報以外に、勤務先や家族構成、年収などの入力欄が多い場合は警戒しましょう。

連絡先が不明瞭

運営会社情報や問い合わせ先が不明瞭なLPは、信頼性に欠けます。電話番号やメールアドレス、住所などが記載されていない、または不十分な場合は、問題が発生した際に連絡が取れなくなる可能性があります。 特定商取引法に基づく表記の有無も確認しましょう。記載がない場合は、法律を遵守していない可能性があります。

誇大広告や過剰な表現が多い

「絶対に儲かる」「誰でも簡単に成功できる」といった誇大広告や、根拠のない効果を謳う表現が多いLPは、注意が必要です。現実離れした表現や、断定的な表現を多用している場合は、誇大広告の可能性が高いです。 また、「限定特典」「今だけキャンペーン」といった言葉で焦らせて購入を促すLPにも注意が必要です。

デザインが雑で見にくい

デザインが雑で見にくいLPは、信頼性に欠ける印象を与えます。情報が整理されていなかったり、フォントが統一されていなかったり、画像が低画質であったりする場合は、注意が必要です。 また、スマートフォンに対応していないLPも、ユーザービリティの観点から問題があります。

URLが不自然

URLが不自然なLPは、フィッシングサイトの可能性があります。公式のドメイン名と異なるURLや、不必要に長いURL、意味不明な文字列が含まれるURLにはアクセスしないようにしましょう。 短縮URLにも注意が必要です。クリックする前に、展開してリンク先を確認することが重要です。

SSL化されていない

SSL化されていないLPは、セキュリティ上のリスクがあります。URLが「http」で始まっている場合は、SSL化されていません。個人情報を入力すると、盗聴や改ざんされる可能性があります。 SSL化されているLPは、URLが「https」で始まります。アドレスバーに鍵マークが表示されているかも確認しましょう。

外部サイトへの誘導が多い

関連性の低い外部サイトへの誘導が多いLPは、注意が必要です。広告目的のリンクや、アフィリエイトリンクが多数掲載されている場合は、ユーザーを誘導して利益を得ようとしている可能性があります。 また、怪しいサイトへのリンクが貼られている場合もあります。

日本語が不自然

日本語が不自然なLPは、海外の事業者が運営している可能性があります。不自然な表現や、誤字脱字が多い場合は、注意が必要です。翻訳ツールを使用しているため、意味が通じにくい場合もあります。 日本語の表現がおかしいと感じたら、運営会社情報を確認しましょう。

怪しいLPの特徴チェックポイント
個人情報の入力欄が多い必要以上の個人情報の入力を求められていないか?
連絡先が不明瞭運営会社情報や問い合わせ先は明記されているか?
誇大広告や過剰な表現が多い現実離れした表現や断定的な表現は使われていないか?
デザインが雑で見にくい情報は見やすく整理されているか?
URLが不自然公式のドメイン名と一致しているか?
SSL化されていないURLは「https」で始まっているか?
外部サイトへの誘導が多い関連性の低い外部サイトへのリンクは多すぎないか?
日本語が不自然不自然な表現や誤字脱字は多くないか?

これらの特徴に複数当てはまる場合は、怪しいランディングページである可能性が高いです。アクセスを控え、個人情報を入力しないように注意しましょう。

安心できるランディングページの特徴

安心して利用できるランディングページには、以下のような特徴があります。これらのポイントをチェックすることで、安全に情報収集やサービス利用ができます。

運営会社情報が明確

信頼できるランディングページは、運営会社に関する情報を明確に開示しています。会社名、所在地、電話番号、代表者名などが明確であることは、透明性が高い証です。特定商取引法に基づく表記も確認しましょう。運営主体が不明瞭な場合は、利用を控えるのが賢明です。

連絡先が明記されている

問い合わせ窓口となるメールアドレスや電話番号が明記されていることは必須です。電話番号が固定電話であるかも確認しておきましょう。フリーダイヤルやナビダイヤルが設置されていれば、より信頼性が増します。連絡先が不明瞭な場合や、メールアドレスのみの場合は注意が必要です。

プライバシーポリシーが掲載されている

個人情報の取り扱いについて明記されたプライバシーポリシーは、安心して利用するための重要な要素です。個人情報の収集目的、利用範囲、管理方法などが具体的に記載されているかを確認しましょう。プライバシーポリシーが欠落している場合は、個人情報が悪用されるリスクがあるため、利用は控えましょう。

SSL化されている

URLが「https」で始まり、アドレスバーに鍵マークが表示されていることを確認しましょう。これはSSL/TLSで暗号化されていることを示し、通信内容が盗聴・改ざんされるリスクを軽減します。SSL化されていないサイトは、セキュリティ上のリスクが高いため、個人情報を入力するのは避けましょう。

デザインが整っていて見やすい

情報が整理され、フォントや配色、画像などが適切に使用されているランディングページは、ユーザーにとって理解しやすく、信頼感を与えます。ナビゲーションが分かりやすく、モバイルフレンドリーであることも重要です。デザインが雑で見にくい、情報が整理されていないページは、ユーザーを混乱させるだけでなく、信頼性を損なう可能性があります。

適切な情報開示

商品やサービスの内容、価格、利用規約などが明確に記載されていることは、ユーザーにとって重要な判断材料となります。メリットだけでなく、デメリットやリスクについても適切に開示されていることが、信頼できるランディングページの条件です。情報が不足していたり、不明瞭な場合は、注意が必要です。

ユーザーにとって有益な情報が提供されている

ユーザーのニーズに合った情報、問題解決に役立つ情報、客観的なデータや根拠に基づいた情報が提供されているページは、信頼性が高いと言えます。専門家による監修や、第三者機関による認証なども参考になります。一方的な主張や、根拠のない情報ばかりのページは、信憑性に欠けるため、注意が必要です。

自然な日本語で書かれている

不自然な日本語表現、誤字脱字が多い、機械翻訳のような文章は、信頼性を損なうだけでなく、詐欺サイトの可能性も考えられます。日本語が不自然な場合は、特に注意が必要です。

項目安心できるLP怪しいLP
運営会社情報明確に記載記載なし、または不十分
連絡先電話番号、メールアドレスなど複数記載メールアドレスのみ、または記載なし
プライバシーポリシー掲載あり、内容も詳細掲載なし、または内容が不十分
SSL導入済み(https)未導入(http)
デザイン整っていて見やすい雑で見にくい
情報開示適切で詳細不十分、または不明瞭
日本語自然で分かりやすい不自然、誤字脱字が多い

ランディングページが怪しいと感じたらどうするべきか

怪しいと感じたランディングページに遭遇した場合、あなたの大切な情報や資産を守るために、以下の対策を講じることが重要です。

怪しいLPに遭遇した時の対処法

まずは落ち着いて、以下の手順に従って行動しましょう。

ステップ行動理由
1個人情報を入力しない氏名、住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報など、いかなる個人情報も入力しないでください。怪しいLPは、これらの情報を不正に取得しようとしている可能性があります。
2アクセスしない怪しいと感じるLPにはアクセスしないようにしましょう。アクセスすることで、マルウェア感染やフィッシング詐欺の被害に遭うリスクが高まります。怪しいLPへのアクセスは避け、安全なサイトを利用しましょう。ブックマークや公式アプリを利用することで、偽サイトへのアクセスを防ぐことができます。
3URLを確認するURLが正しいか確認しましょう。偽サイトは、正規のサイトと似たURLを使用することがあります。綴りの間違いや、不自然な文字列が含まれていないか注意深く確認しましょう。
4ブラウザを閉じる怪しいLPが表示されたブラウザウィンドウはすぐに閉じましょう。ウィンドウを閉じることで、悪意のあるスクリプトの実行を停止させ、被害を最小限に抑えることができます。
5セキュリティソフトでスキャンするPCやスマートフォンにセキュリティソフトがインストールされている場合は、フルスキャンを実行しましょう。怪しいLPにアクセスしたことで、マルウェアに感染している可能性があります。
6相談する不安な場合は、家族や友人に相談したり、消費生活センターや警察に相談しましょう。一人で抱え込まず、信頼できる人に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。国民生活センターの電話番号は「188(いやや!)」です。

消費生活センターへの相談方法

消費生活センターは、消費者の権利を守るための相談窓口です。怪しいLPに関するトラブルだけでなく、商品やサービスに関する様々な相談を受け付けています。相談は電話、メール、面談などで行うことができます。

  • 電話:お住まいの地域の消費生活センターに電話で相談できます。電話番号は「188(いやや!)」番です。
  • ウェブサイト:国民生活センターのウェブサイトから、相談フォームを利用して相談することもできます。
  • 来所相談:予約が必要な場合もありますが、直接消費生活センターへ行って相談することも可能です。

相談する際には、LPのURLや具体的な被害内容などを伝えることで、よりスムーズな対応を受けることができます。証拠となるスクリーンショットやメールなどを保存しておくと、さらに役立ちます。

警察への相談

金銭的な被害が発生した場合や、個人情報が不正に利用された可能性がある場合は、警察に相談することも検討しましょう。警察に相談することで、被害届の提出や捜査への協力を得ることができます。

怪しいLPに遭遇した場合は、落ち着いて行動することが大切です。紹介した対策を参考に、被害を未然に防ぎましょう。

怪しいランディングページを見分けるためのチェックリスト

以下のチェックリストを使って、ランディングページの信頼性を確認しましょう。怪しいと思ったら、個人情報を入力したり、アクセスを続けたりするのは避けましょう。

チェック項目詳細危険信号
URL

URLが不自然ではありませんか?

短縮URLや、無料ブログサービスのURL、公式ドメインと異なるドメインを使用している場合は注意が必要です。

短縮URL無料ブログサービスのURL公式ドメインと異なるドメイン

SSL化

URLが「https」で始まっているか、アドレスバーに鍵マークが表示されているか確認しましょう。

「http」で始まるURL鍵マークがない

運営会社情報

運営会社名、所在地、電話番号などの情報が明記されているか確認しましょう。「特定商取引法に基づく表記」のページも確認しましょう。

記載がない、または情報が不十分な場合は注意が必要です。

運営会社情報の記載がない情報が不十分

連絡先

問い合わせ先のメールアドレスや電話番号が明記されているか、連絡が容易に取れるか確認しましょう。

フリーメールアドレスのみ、または連絡先が不明瞭な場合は注意が必要です。

フリーメールアドレスのみ連絡先が不明瞭

プライバシーポリシー

個人情報の取り扱いについて明記されたプライバシーポリシーが掲載されているか確認しましょう。

プライバシーポリシーがない、または内容が不十分な場合は注意が必要です。

プライバシーポリシーがない内容が不十分

コンテンツ

誇大広告・過剰表現

「絶対に儲かる」「誰でも簡単に稼げる」など、根拠のない誇大広告や過剰な表現がないか確認しましょう。

日本語

日本語が不自然でないか、誤字脱字が多い場合は注意が必要です。

情報開示

商品やサービスの内容、料金体系などが明確に開示されているか確認しましょう。

外部サイトへの誘導

関連性の低い外部サイトへの誘導が多い場合は注意が必要です。

ユーザーにとって有益な情報

ユーザーにとって本当に有益な情報が提供されているか、それとも販売目的の情報ばかりが目立つか確認しましょう。

誇大広告・過剰表現が多い不自然な日本語情報開示が不十分関連性の低い外部サイトへの誘導が多い販売目的の情報ばかり

デザイン

デザインが整っていて見やすいか、不自然な点はないか確認しましょう。雑なデザインや、公式ページに似せた偽装ページには注意が必要です。

雑なデザイン公式ページに似せた偽装

個人情報の入力欄

必要以上に個人情報の入力欄が多い場合は注意が必要です。サービス内容に見合わない情報まで要求していないか確認しましょう。

個人情報の入力欄が多い必要以上の情報入力を求める

これらの項目をチェックすることで、怪しいランディングページを見分ける精度を高めることができます。少しでも怪しいと感じたら、アクセスを中止し、個人情報を入力しないようにしましょう。また、不審な点があれば、消費生活センターなどに相談することも検討しましょう。

まとめ

この記事では、「ランディングページが怪しい」と感じた際にチェックすべき危険信号と、安心できるランディングページの特徴を解説しました。

怪しいLPの特徴としては、過剰な個人情報の入力要求、不明瞭な連絡先、誇大広告、雑なデザイン、不自然なURL、SSL化の欠如、外部サイトへの過剰な誘導、不自然な日本語などが挙げられます。

一方で、安心できるLPは運営会社情報や連絡先の明記、プライバシーポリシーの掲載、SSL化、見やすいデザイン、適切な情報開示、有益な情報提供、自然な日本語といった特徴を備えています。怪しいLPに遭遇した場合は、個人情報を入力せず、アクセスを控え、必要であれば国民生活センターに相談しましょう。これらのポイントを参考に、安全にインターネットを利用してください。

この記事を書いた人

Atsushi

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