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LP

2026.1.09

【完全ガイド】成果を出すランディングページ制作の流れとは?企画から公開まで7ステップで解説

ランディングページ(LP)で成果を出したいけれど、何から手をつければ良いか分からない、とお悩みではありませんか?本記事では、企画戦略から構成案、デザイン、公開後の改善まで、成果を出すLP制作の全7ステップを網羅的に解説します。各工程の具体的な作業内容や成功のコツも紹介するため、この記事を読めば初心者でも迷わず、コンバージョンにつながるLP制作の全体像と具体的な流れを理解できます。

Contents

ランディングページ制作の全体像と基本的な流れ

ランディングページ(LP)の制作は、やみくもにデザインや文章作成から始めても、期待する成果を得ることは困難です。成果を出すLPを制作するためには、明確な目的設定から始まり、企画、制作、公開、そして改善という一連のプロセスを体系的に理解し、計画的に進める必要があります。この章では、まずLP制作の全体像を掴むために、LPの基本的な定義と、プロジェクトを進める上で欠かせない期間や費用の目安について解説します。

ランディングページ(LP)とは何か

ランディングページ(Landing Page、略してLP)とは、検索結果やWeb広告、SNSの投稿などを経由して、訪問者が最初に「着地(Land)」するWebページのことです。広義ではウェブサイト内のすべてのページがランディングページになり得ますが、マーケティングの文脈では、特定の目的を達成するために特別にデザインされた単独のページを指すことが一般的です。

一般的なWebサイトが、会社概要やサービス一覧、ブログなど複数のページで構成され、幅広い情報提供を目的とするのに対し、LPは商品購入や問い合わせ、資料請求、セミナー申し込みといった特定のコンバージョン(CV)を獲得することに特化しています。そのため、訪問者の注意を逸らして離脱させないよう、他のページへのナビゲーションリンクを意図的に排除し、縦長の1ページで情報を完結させる構成が多く採用されます。訪問者の心理に沿って情報を展開し、最終的な行動喚起(CTA:Call To Action)へとスムーズに導くための、強力な販売促進ツールと言えるでしょう。

制作にかかる期間と費用の目安

LP制作にかかる期間と費用は、制作方法や依頼先、ページのボリューム、実装する機能、コンテンツ(文章や画像)を自社で用意するのか依頼するのかといった条件によって大きく変動します。ここでは、主な制作方法別に、一般的な期間と費用の目安をまとめました。プロジェクトを計画する際の参考にしてください。

制作方法期間の目安費用の目安メリット・デメリット
自社制作(テンプレート利用)1週間~1ヶ月数万円~10万円程度

メリット: 費用を抑えられ、スピーディーに公開できる。

デメリット: デザインの自由度が低く、他社と似た印象になりやすい。専門知識がないと効果的な構成が難しい場合がある。

自社制作(オリジナル)1ヶ月~3ヶ月人件費のみ

メリット: 費用を最も抑えられる。自由にデザインや構成を決められる。

デメリット: 高度なスキル(デザイン、コーディング、ライティング等)を持つ人材が必要。制作に時間がかかり、本来の業務を圧迫する可能性がある。

外部委託(フリーランス)2週間~2ヶ月10万円~30万円程度

メリット: 制作会社より費用を抑えやすい。柔軟な対応を期待できる場合がある。

デメリット: スキルや実績に個人差が大きい。対応範囲が限られる場合がある(例:戦略設計は対象外など)。

外部委託(制作会社)1.5ヶ月~4ヶ月30万円~100万円以上

メリット: 戦略設計から運用改善まで一貫して依頼できる。品質が高く、安定した成果を期待できる。

デメリット: 費用が高額になりやすい。制作プロセスが分業化されており、細かな修正に時間がかかる場合がある。

上記の表はあくまで一般的な相場であり、プロジェクトの要件によって大きく異なります。特に、成果を左右する戦略設計や市場リサーチ、コピーライティング、写真・動画撮影などをどこまで依頼するのかによって、費用と期間は大きく変わります。プロジェクトを開始する前には、必ず複数の依頼先候補から見積もりを取り、サービス内容と費用を詳細に比較検討することが、後悔しないLP制作の第一歩となります。

ステップ1 ランディングページ制作の流れの起点となる企画と戦略設計

ランディングページ(LP)制作は、美しいデザインや優れたコーディング技術だけでは成功しません。その土台となる「企画と戦略設計」こそが、成果を左右する最も重要なステップです。この最初の工程を丁寧に行うことで、LPの方向性が定まり、後の制作工程がスムーズに進むだけでなく、最終的なコンバージョン率(CVR)に大きな差が生まれます。

ここでは、「誰に」「何を」「どのように」伝えるかというLPの骨子を固めるための、具体的な3つの要素について詳しく解説します。

目的(KGI・KPI)を明確にする

ランディングページを制作する目的は何でしょうか?「なんとなく売上を上げたい」といった曖昧な目的では、効果的なLPは作れません。まずは、LPで達成したい最終的なゴールであるKGI(重要目標達成指標)と、その達成度を測るための中間指標であるKPI(重要業績評価指標)を具体的に設定します。

KGIはLP全体の最終目標であり、事業の成果に直結する指標です。一方でKPIは、KGIを達成するためのプロセスが順調に進んでいるかを確認するための指標となります。これらの指標を最初に数値で明確に定義することで、チーム全体の目線が合い、制作の方向性がブレなくなります。

以下に、事業モデルごとのKGI・KPI設定例を示します。

事業モデルKGI(最終目標)の例KPI(中間指標)の例
ECサイト(商品販売)商品の売上金額 100万円/月コンバージョン率(CVR)3%、客単価 5,000円、カート投入率 10%
BtoBサービス(リード獲得)有効な問い合わせ件数 50件/月資料請求完了率 5%、フォーム入力開始率 20%、顧客獲得単価(CPA)10,000円
セミナー・イベント集客セミナー申込者数 100人申込完了率 10%、SNSでのシェア数 200件、ページ滞在時間 3分

このように、具体的な数値を設定することで、LP公開後の効果測定や改善施策(LPO)の精度も格段に向上します。

ターゲットとペルソナを設定する

次に、「誰に」情報を届けるのかを明確にするために、ターゲットとペルソナを設定します。この2つは混同されがちですが、意味合いが異なります。

  • ターゲット:年齢、性別、居住地、職業といった属性でセグメントされた、想定顧客のグループ全体を指します。
  • ペルソナ:ターゲットの中から、あたかも実在するかのように作り上げた、より具体的な一人の人物像を指します。

LPのメッセージは、不特定多数に向けた当たり障りのない言葉よりも、たった一人の悩みを解決するために語りかけるような言葉の方が、深く心に響きます。その「たった一人」を具体化するのがペルソナ設定です。

ペルソナを設定することで、チーム内で「お客様像」の共通認識を持つことができ、コピーライティングやデザインの方向性を決める際の重要な判断基準となります。

以下は、ペルソナ設定シートの項目例です。

ペルソナ設定項目例(20代女性向け化粧水の場合)
基本情報氏名:田中 美咲
年齢:28歳
性別:女性
居住地:東京都世田谷区
職業:IT企業の営業職
年収:450万円
ライフスタイル平日は仕事で忙しく、スキンケアに時間をかけられない。休日は友人とカフェ巡りやヨガを楽しむ。情報収集は主にInstagramや美容系Webメディアを利用する。
価値観・性格効率性を重視するが、安価なものより品質の良いものを長く使いたいと考えている。少し面倒くさがりな一面もある。
抱えている悩み・課題仕事のストレスや不規則な生活で、肌の乾燥やニキビが気になる。多くのスキンケア商品を試したが、効果を実感できるものに出会えていない。「自分に本当に合う化粧水を見つけたい」と思っている。

このように詳細なペルソナを描くことで、その人物がどのような言葉に惹かれ、どのようなデザインに安心感を覚えるのかを具体的にイメージしながら、LP制作を進めることができます。

競合リサーチと自社の強みの分析(3C分析)

目的とターゲットが定まったら、次に市場における自社の立ち位置を客観的に把握します。そのために有効なフレームワークが「3C分析」です。

  • Customer(市場・顧客):ターゲット顧客がどのようなニーズや悩みを抱えているか。
  • Competitor(競合):競合他社はどのようなLPで、どのような強みを打ち出しているか。
  • Company(自社):競合と比較した際の、自社の商品・サービスの独自の強み(USP)は何か。

この3つの視点から分析を行うことで、競合が満たせていない顧客のニーズを発見し、自社が勝負すべき独自の切り口(USP: Unique Selling Proposition)を見つけ出すことができます。

具体的な競合リサーチでは、ターゲットが検索しそうなキーワード(例:「化粧水 乾燥肌 20代」など)で実際に検索し、上位に表示される競合LPを最低でも5〜10サイトは分析しましょう。特に以下の点に注目します。

  • ファーストビュー:キャッチコピー、メインビジュアル、権威付け(受賞歴など)
  • 訴求内容:どのような悩みや課題にアプローチしているか、商品のベネフィット(顧客が得られる未来)は何か
  • 構成の流れ:問題提起→共感→解決策の提示→信頼性の担保→行動喚起など、どのような順番でコンテンツが配置されているか
  • オファー:価格、割引、特典、保証の内容
  • CTA(行動喚起):ボタンの文言やデザイン、配置場所

これらの分析を通じて、「競合は価格を訴求しているが、自社はサポートの手厚さで勝負しよう」「競合LPには利用者の声が少ないから、自社は動画インタビューを掲載して差別化しよう」といった具体的な戦略が見えてきます。この戦略こそが、成果の出るLPの設計図となるのです。

ステップ2 構成案(ワイヤーフレーム)の作成

企画と戦略設計が完了したら、次はその内容を具体的なページの「設計図」に落とし込む工程、構成案(ワイヤーフレーム)の作成に移ります。このステップは、ランディングページ(LP)の骨組みを作る非常に重要なプロセスです。ここで作成するワイヤーフレームの質が、後のデザインやライティング、さらには最終的なコンバージョン率(CVR)まで大きく左右します。関係者間の認識をすり合わせ、手戻りを防ぐためにも、慎重に進めましょう。

成果につながるランディングページの構成要素

成果の出るランディングページには、ユーザーの心理を動かし、行動を促すための「型」となる構成が存在します。一般的に、LPは大きく「ファーストビュー」「ボディ」「クロージング」の3つのパートに分かれます。それぞれのパートが持つ役割を理解し、情報を適切に配置することが成功の鍵です。

ファーストビュー

ファーストビューとは、ユーザーがページにアクセスして最初に目にする、スクロールせずに表示される画面領域のことです。ユーザーはわずか3秒でそのページを読み進めるか、離脱するかを判断すると言われており、LP全体の成果を左右する最も重要なエリアです。ここでユーザーの心を掴み、「自分に関係がある」「もっと知りたい」と思わせる必要があります。

  • キャッチコピー(ヘッドライン): ターゲットユーザーに対し、誰のための、どのような商品(サービス)で、どんな未来(ベネフィット)が手に入るのかを瞬時に伝えます。
  • メインビジュアル: 商品やサービスがもたらす価値を視覚的に伝える画像や動画です。ターゲットが共感できる人物や、利用シーンがイメージできるものを選びます。
  • 権威付け・信頼性の担保: 「顧客満足度No.1」「導入実績〇〇社」「メディア掲載多数」といった実績を示すことで、信頼性を高め、続きを読む動機付けを与えます。
  • CTA(Call To Action)ボタン: 「無料で資料請求する」「30秒で簡単登録」など、ユーザーに取ってもらいたい行動を具体的に示し、クリックを促すボタンです。

ボディ

ボディは、ファーストビューで興味を持ったユーザーに対して、商品やサービスの魅力を深く伝え、理解を促し、購買意欲を高めていくパートです。ユーザーが抱える悩みや課題に寄り添い、その解決策として自社の商品・サービスを提示する、論理的で共感を呼ぶストーリー展開が求められます。

  • 共感・問題提起: 「こんなお悩みありませんか?」とターゲットの悩みを具体的に提示し、「これは自分のことだ」と自分事化させます。
  • 解決策の提示とベネフィット: 悩みを解決できる手段として商品やサービスを提示し、それによって得られる理想の未来(ベネフィット)を魅力的に描きます。
  • 商品・サービスの具体的な説明: 商品やサービスがなぜその悩みを解決できるのか、その根拠となる特徴や仕組みを分かりやすく解説します。
  • 導入事例・お客様の声: 実際に商品やサービスを利用した第三者の声を紹介することで、客観的な評価を示し、信頼性と説得力を高めます。
  • よくある質問(FAQ): ユーザーが購入前に抱くであろう疑問や不安を先回りして解消し、安心して次のステップに進めるようにサポートします。

クロージング

クロージングは、ボディで十分に高まったユーザーの購買意欲を、実際の行動(コンバージョン)へとつなげる最後のひと押しを行うパートです。ユーザーの背中をそっと押し、「今、行動すべき理由」を明確に提示することが重要です。

  • 最後のひと押し(オファー): 「期間限定キャンペーン」「今だけ〇〇プレゼント」「全額返金保証」など、行動を迷っているユーザーの不安を取り除き、今すぐ申し込むメリットを伝えます。
  • 入力フォーム: ユーザーがストレスなく入力できるよう、項目数を最小限に絞り、分かりやすく設計します。EFO(入力フォーム最適化)の視点が欠かせません。
  • 再度のCTAボタン: ページを最後まで読んでくれたユーザーに対し、改めて行動を促すためのCTAボタンを明確に配置します。

ワイヤーフレームの具体的な作り方

ワイヤーフレームとは、Webページのレイアウトやコンテンツの配置を示す、色や装飾といったデザイン要素をすべて排除したシンプルな設計図です。どこに、何を、どのくらいの大きさで配置するのかを線や図形、テキストで示し、情報設計を可視化します。これにより、デザイナーやエンジニア、クライアントなど、すべての関係者が完成イメージを共有し、効率的に制作を進めることができます。

ワイヤーフレームを作成する際は、まず前述の構成要素を参考に、LPに掲載すべき情報をすべて洗い出します。その後、ユーザーの心理変容を意識しながら、情報をどの順番で伝えるかを決め、全体のストーリーラインを組み立てていきます。以下の表は、一般的なLPの構成例です。これを参考に、自社の商品・サービスに合わせて要素を組み立ててみましょう。

パート役割と目的配置するコンテンツの例
ファーストビュー興味喚起と離脱防止キャッチコピー、メインビジュアル、権威付け、CTAボタン
ボディ(共感・問題提起)ユーザーの自分事化「こんなお悩みありませんか?」、ターゲットが抱える課題の提示
ボディ(解決策・ベネフィット)期待感の醸成商品・サービスによる解決策の提示、利用後の理想の未来(ベネフィット)
ボディ(信頼・安心)信頼性の獲得と納得感お客様の声、導入事例、メディア掲載実績、専門家の推薦
ボディ(不安解消)購入前の疑問や不安の払拭よくある質問(FAQ)、他社との比較、ご利用の流れ
クロージング行動喚起と最終的な後押しオファー(限定特典など)、入力フォーム、CTAボタン

これらの情報を整理したら、FigmaやAdobe XDといったデザインツール、あるいはPowerPointやGoogleスライドなどを使ってワイヤーフレームを清書していきます。手書きのラフスケッチから始めても構いません。重要なのは、デザインに入る前にコンテンツの配置と情報の優先順位を確定させることです。この設計図がしっかりしていれば、その後の制作工程がスムーズに進み、成果の出るランディングページに大きく近づきます。

ステップ3 コンテンツ制作(ライティングと素材準備)

ワイヤーフレームで骨格が固まったら、次はその骨格に肉付けをしていく「コンテンツ制作」のステップに移ります。ここでは、ランディングページの成果を大きく左右する「ライティング(コピー)」と「ビジュアル素材(画像・動画)」の準備を進めます。企画で定めたメッセージを、ユーザーの心に響く具体的な言葉とビジュアルに落とし込む、極めて重要な工程です。

コンバージョンを高めるコピーライティングのコツ

ランディングページのコピーは、単なる商品説明文ではありません。ユーザーの課題に共感し、解決策を提示し、最終的に行動を促すための「セールスパーソン」の役割を担います。ここでは、コンバージョン率(CVR)を最大化するためのコピーライティングのコツを具体的に解説します。

ターゲットの悩みに寄り添い「自分ごと化」させる

ステップ1で設定したペルソナが抱える具体的な悩みや欲求を、コピーの冒頭で明確に言語化しましょう。「〇〇で悩んでいませんか?」「〇〇な未来を想像してみてください」といった問いかけや共感の言葉から始めることで、ユーザーは「これは自分のためのページだ」と感じ、続きを読む意欲が湧きます。ユーザーのインサイト(深層心理)を突き、自分ごととして捉えさせることが最初の関門です。

特徴(メリット)ではなく便益(ベネフィット)を伝える

ユーザーが本当に知りたいのは、商品やサービスが持つ「特徴(メリット)」そのものではなく、それによって「自分の生活がどう良くなるのか(ベネフィット)」です。スペックを羅列するだけでなく、そのスペックがもたらす未来の体験を具体的に描写しましょう。

分類特徴(メリット)便益(ベネフィット)
例:カメラ2,000万画素の高画質センサー搭載子どもの成長の瞬間を、まるで目の前にいるかのように鮮明な写真で残せる。
例:会計ソフトクラウドでデータを自動連携面倒な入力作業から解放され、事業に集中する時間が増える。
例:英会話スクールネイティブ講師がマンツーマンで指導海外出張でも臆することなく、自信を持って商談を進められるようになる。

このように、特徴から一歩踏み込んで、顧客が得られる理想の未来を提示することが重要です。

具体的な数字やデータで信頼性・権威性を高める

曖昧な表現は避け、具体的な数字や客観的なデータを用いて信頼性を高めましょう。権威のある第三者からの評価や実績は、ユーザーの不安を払拭し、安心感を与える強力な要素となります。

  • 実績の数値化:「導入実績〇〇社以上」「顧客満足度〇〇%」「販売実績〇〇万個突破」
  • 権威性:「〇〇大学教授 推薦」「業界紙〇〇で紹介されました」「〇〇賞 受賞」
  • 専門家の声:監修した医師や弁護士などの専門家のプロフィールと推薦コメントを掲載する

行動を促す強力なCTA(Call To Action)を作る

CTAは、ユーザーに具体的な次の行動を促すランディングページの心臓部です。ボタンの文言一つでクリック率は大きく変わります。ユーザーが「これをクリックすると何が得られるのか」を瞬時に理解でき、かつクリックしたくなるような、魅力的で分かりやすい言葉を選びましょう。

  • 悪い例:「送信」「登録」
  • 良い例:「無料で資料をダウンロードする」「30日間無料トライアルを今すぐ始める」「専門家に無料で相談する」

ボタン周辺に「かんたん30秒で入力完了」「今なら〇〇プレゼント」といったマイクロコピーを添えるのも効果的です。

心理トリガーを活用して決断を後押しする

人は論理だけでなく感情でものを買います。ユーザーの「今、行動すべきだ」という気持ちを後押しするために、心理学的なテクニック(心理トリガー)を活用しましょう。

心理トリガー概要と具体例
社会的証明多くの人が支持しているものは良いものだと感じる心理。「お客様の声」「レビュー」「導入事例」などが有効。
権威性専門家や権威のある人の意見を信じやすい心理。「専門家推薦」「メディア掲載実績」など。
希少性(限定性)手に入りにくいものほど価値があると感じる心理。「〇個限定」「期間限定」「会員限定」など。
緊急性すぐに決断しないと損をしてしまうと感じる心理。「本日23:59まで」「タイムセール終了まであと〇時間」など。
返報性何かを受け取るとお返しをしたくなる心理。「無料サンプル」「無料診断」「お役立ち資料プレゼント」など。

使用する画像や動画素材の準備

優れたコピーも、それを視覚的に補強する素材がなければ効果は半減します。画像や動画は、テキスト情報を補完し、ユーザーの理解を助け、感情に訴えかける重要な役割を持ちます。ここでは、素材を準備する上でのポイントを解説します。

ターゲットに合ったトンマナ(トーン&マナー)を意識する

使用する写真やイラストの雰囲気は、ランディングページ全体の印象を決定づけます。高級志向のサービスであれば洗練された高品質な写真を、若者向けのサービスであれば親しみやすいイラストや明るい写真を選ぶなど、ステップ1で設定したターゲットとペルソナに響くトンマナで一貫させることが不可欠です。

オリジナリティと信頼性を高める独自素材の活用

可能であれば、素材サイトの写真ではなく、自社で撮影したオリジナルの写真を使用することを強く推奨します。実際のオフィス風景、スタッフの笑顔、商品の使用シーンなどを掲載することで、どこにでもあるようなランディングページとの差別化を図り、ユーザーに安心感と信頼感を与えることができます。

フリー素材・有料素材サイトの賢い使い方

独自素材の用意が難しい場合は、ストックフォトサイトを活用しましょう。無料と有料のサイトがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

種類メリットデメリット・注意点代表的な国内サービス
フリー素材コストがかからない。品質がまばら。他のサイトと画像が被りやすい。商用利用の範囲など、利用規約の確認が必須。写真AC、PAKUTASO(ぱくたそ)
有料素材高品質でプロフェッショナルな素材が豊富。他のサイトと被りにくい。コストがかかる。ライセンス形態(ロイヤリティフリーなど)を理解する必要がある。PIXTA(ピクスタ)、amanaimages(アマナイメージズ)

特にフリー素材を使用する際は、著作権や利用規約を細心の注意を払って確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

動画コンテンツで情報量を増やし、エンゲージメントを高める

動画は、短い時間でテキストや画像の何倍もの情報を伝えることができる強力なコンテンツです。商品の使い方を解説するデモンストレーション動画や、利用者のリアルな声が聞けるインタビュー動画などを活用することで、ユーザーの理解度と納得感を飛躍的に高め、ページ滞在時間の向上にも繋がります。

画像の最適化で表示速度を改善する

高品質な画像は魅力的ですが、ファイルサイズが大きすぎるとページの表示速度が遅くなり、ユーザーの離脱に直結します。画像をページにアップロードする前には、必ず以下の最適化を行いましょう。

  • 適切なファイル形式の選択:写真にはJPEG、ロゴやイラストにはPNG、次世代フォーマットであるWebPなどを使い分ける。
  • 画像圧縮:専用ツール(例: Squoosh, TinyPNGなど)を使い、画質を大きく損なわない範囲でファイルサイズを圧縮する。

ページの表示速度はユーザー体験(UX)の基本であり、コンバージョン率にも直接影響を与えるため、画像の最適化は必須の作業です。

ステップ4 デザイン制作

ステップ3までで準備した構成案(ワイヤーフレーム)とコンテンツ(コピー、素材)をもとに、ランディングページ(LP)の見た目を具体的に作り上げていくのがデザイン制作のフェーズです。ここでは、単に美しいデザインを作るだけでなく、ユーザーの心理を動かし、最終的なコンバージョン(CV)へと導くための戦略的なデザインが求められます。LPの成果はデザインによって大きく左右されるため、慎重に進めましょう。

ユーザー心理を動かすデザインの原則

成果の出るLPデザインは、感覚だけでなく論理的な原則に基づいて設計されています。ここでは、ユーザーの行動を促すために押さえておくべき基本的なデザインの原則と、活用できる心理効果を解説します。

デザインの基本4原則

まずは、デザインの基本となる4つの原則をLP制作に活かす方法を理解しましょう。これらの原則を守るだけで、情報が整理され、格段に伝わりやすいデザインになります。

  • 近接:関連する情報や要素は近くに配置します。例えば、商品画像とその説明文、価格、購入ボタンなどを一つのグループとしてまとめることで、ユーザーは情報をスムーズに理解できます。
  • 整列:ページ内の要素(テキスト、画像、ボタンなど)の左端や中央、右端を揃えることで、統一感が生まれ、視覚的に安定した印象を与えます。見えない線(ガイドライン)を意識して配置しましょう。
  • 反復:見出しのスタイル、ボタンの色や形、アイコンのデザインなどをLP全体で一貫させることで、ユーザーはページのルールを無意識に学習し、ストレスなく読み進めることができます。ブランドイメージの統一にも繋がります。
  • コントラスト:最も伝えたい要素とその他の要素の間に、大きさ、色、太さなどで差をつけ、メリハリを生み出します。特に、CTA(Call To Action)ボタンは他の要素よりも目立たせることで、クリック率の向上が期待できます。

トンマナ(トーン&マナー)の統一

LP全体の雰囲気や世界観を「トーン&マナー(トンマナ)」と呼びます。設定したターゲットやペルソナに響くトンマナを設計することが重要です。例えば、高級化粧品であれば黒やゴールドを基調としたシックで高級感のあるデザイン、子供向けの教材であれば明るい色と丸みのあるフォントを使った親しみやすいデザインが適しています。

配色やフォント、写真のテイストなどを一貫させることで、ブランドイメージを的確に伝え、ユーザーに信頼感や安心感を与えることができます。

コンバージョンに繋がる心理効果の活用

デザインに心理学的な効果を取り入れることで、ユーザーの意思決定を後押しできます。代表的なものをいくつか紹介します。

心理効果概要LPデザインへの活用例
バンドワゴン効果多くの人が支持しているものに対して、より一層の安心感や魅力を感じる心理。「導入実績No.1」「お客様満足度98%」「今、売れています!」といったキャッチコピーやバッジを目立つように配置する。
ハロー効果専門家や権威のある人物・機関の評価によって、商品やサービス全体の信頼性が高まる効果。専門家の推薦コメントや監修者のプロフィールを顔写真付きで掲載する。権威あるメディアの掲載実績ロゴを配置する。
ザイオンス効果(単純接触効果)繰り返し接触することで、対象への好感度が高まる心理。LP内で商品ロゴやブランドのキーカラーを繰り返し使用する。スクロールしても追従するヘッダーやCTAボタンを設置する。
アンカリング効果最初に提示された情報(アンカー)が、その後の判断に影響を与える効果。「通常価格10,000円 → 特別価格4,980円」のように、通常価格を先に見せてから割引後の価格を提示し、お得感を強調する。

ファーストビューで離脱させないためのポイント

ファーストビューとは、ユーザーがLPにアクセスした際に、スクロールせずに最初に表示される画面領域のことです。多くのユーザーは最初の3秒でそのページを読み進めるかどうかを判断すると言われており、ファーストビューで興味を引けなければ、その先のコンテンツが読まれることなく離脱されてしまいます。まさにLPの成否を分ける最重要エリアです。

ファーストビューを構成する5つの必須要素

成果を出すファーストビューには、以下の5つの要素を漏れなく、かつ分かりやすく配置する必要があります。

  1. キャッチコピー:誰のための、どのような商品・サービスで、利用するとどんな未来(ベネフィット)が手に入るのかを瞬時に伝えます。ターゲットの心に突き刺さる、具体的で魅力的な言葉を選びましょう。
  2. メインビジュアル:キャッチコピーを補完し、ベネフィットを視覚的に伝える画像や動画です。ターゲットが自分ごととして捉えられるような、共感を呼ぶビジュアルが効果的です。
  3. CTA(Call To Action)ボタン:ユーザーに取ってもらいたい行動(例:「無料で資料請求する」「今すぐ購入する」)を促すボタンです。ファーストビューに最低1つは配置し、クリックできることが一目でわかるデザインにすることが重要です。
  4. 権威付け・信頼性の証明:ユーザーの不安を払拭し、信頼を獲得するための要素です。受賞歴、メディア掲載実績、導入企業数、顧客満足度などの客観的な事実をアイコンやロゴで簡潔に示します。
  5. マイクロコピー:CTAボタンの周辺に配置する短いテキストです。「最短1分で入力完了」「いつでも解約OK」といったマイクロコピーを添えることで、ユーザーの不安や疑問を解消し、クリックへのハードルを下げることができます。

離脱を防ぐデザインのチェックポイント

ファーストビューをデザインする際は、以下のポイントを必ず確認しましょう。

チェック項目確認するポイント
メッセージの明確さ「何のページか」「自分に関係があるか」が3秒以内に理解できるか?
ベネフィットの提示ユーザーが得られる未来(メリットではなくベネフィット)が具体的にイメージできるか?
視線誘導最も伝えたいキャッチコピーからCTAボタンへと自然に視線が流れるレイアウトになっているか?(Zの法則やFの法則を意識)
CTAボタンの視認性ボタンの色や形、サイズは背景や他の要素に対して十分に目立っているか?押したくなる文言になっているか?
レスポンシブ対応PC、スマートフォン、タブレットなど、異なるデバイスサイズで表示が崩れず、主要な要素がきちんと表示されているか?特にスマートフォンでの見え方は最重要。

これらの原則とポイントを踏まえ、ワイヤーフレームを具体的なデザインに落とし込んでいくことで、ユーザーの心を掴み、成果へと繋がるLPが完成に近づきます。次のステップでは、この完成したデザインをWeb上で閲覧できるようにする「コーディング」の工程に進みます。

ステップ5 コーディングと実装

企画、構成、デザインの工程を経て形になったデザインカンプ(デザイン案)を、実際にWebブラウザで表示・操作できるようにする技術的な工程が「コーディング」と「実装」です。このステップでは、デザイナーが作成した見た目を、コードを用いてWebページとして構築していきます。専門的な知識が求められるため、Web制作会社やフリーランスのエンジニアに外注することも多い工程です。

どんなに優れたデザインでも、Webページとして正しく表示され、快適に動作しなければ成果にはつながりません。ここでは、コーディングの基本から、現代のランディングページに必須のスマートフォン対応まで、重要なポイントを解説します。

HTMLとCSSによるコーディング

コーディングの核となるのが、HTMLとCSSという2つの言語です。これらはWebページを制作する上で最も基本的な要素であり、それぞれの役割を理解することが重要です。

  • HTML(HyperText Markup Language):Webページの構造を定義する言語です。見出し、段落、画像、リンクといったコンテンツの「骨格」を作ります。例えば、「ここが見出し」「これが本文」といった情報の意味付けを行います。
  • CSS(Cascading Style Sheets):HTMLで作られた骨格に対して、デザイン(装飾)を施すための言語です。文字の色やサイズ、背景色、レイアウトの配置など、ページの「見た目」を整えます。

ランディングページのコーディングでは、デザインカンプを1ピクセルの狂いもなく再現する正確性に加え、ソースコードの可読性やメンテナンス性も意識する必要があります。後々の修正や改善(LPO)がスムーズに行えるよう、論理的で整理されたコードを記述することが、長期的な成果につながります。

スマートフォン表示への対応(レスポンシブデザイン)

現代において、ランディングページの閲覧はPCよりもスマートフォンからが主流です。そのため、スマートフォンでの見やすさ・使いやすさは、コンバージョン率に直結する極めて重要な要素と言えます。これを実現するのが「レスポンシブデザイン」です。

レスポンシブデザインとは、ユーザーが閲覧しているデバイスの画面サイズ(PC、タブレット、スマートフォンなど)に応じて、ページのレイアウトやデザインが自動的に最適化される仕組みのことです。CSSの「メディアクエリ」という技術を用いて実装するのが一般的です。

スマートフォン対応で特に注意すべき点は以下の通りです。

  • 情報量の最適化:PC版の情報をただ縮小するのではなく、スマートフォンで見る際に本当に必要な情報を見極め、優先順位をつけて表示します。
  • 操作性の確保:ボタンやリンクは、指でタップしやすい十分な大きさと間隔を確保します。フォームの入力項目も、ストレスなく入力できるデザインを心がけます。
  • 表示速度の高速化:スマートフォンは通信環境が不安定な場合もあるため、画像ファイルの圧縮や不要なコードの削除などを行い、ページの読み込み速度を最大限に高めます。
  • 電話番号のリンク設定:電話番号をタップするだけで発信できるように設定し、問い合わせへのハードルを下げます。

Googleがモバイルでの閲覧体験を検索順位の評価基準とする「モバイルファーストインデックス」を導入していることからも、レスポンシブデザインはSEO対策の観点でも必須の対応です。

コーディングの品質を高めるポイント

見た目を再現するだけでなく、ランディングページの成果を最大化するためには、コーディングの品質にもこだわる必要があります。

インタラクティブな要素を追加するJavaScript

HTMLとCSSがページの静的な構造と見た目を作るのに対し、JavaScriptはページに「動き」や「機能」を追加するプログラミング言語です。ユーザーの操作に応じてコンテンツを表示させたり、入力フォームを使いやすくしたりと、ユーザー体験を向上させるために用いられます。

ランディングページでよく使われるJavaScriptの例:

  • 入力フォームでエラーがある場合にリアルタイムでメッセージを表示する機能
  • 特定の場所までスクロールするとアニメーションでコンテンツを表示させる演出
  • お客様の声や導入事例などをスライドショー形式で見せるカルーセル表示
  • ページ上部に追従して表示されるヘッダーやCTAボタン

これらの動的な要素はユーザーの興味を引きつけ、コンバージョンを後押しする効果が期待できます。ただし、過度なアニメーションはページの表示速度を低下させたり、ユーザーの注意を散漫にさせたりする可能性があるため、目的を持って効果的に使用することが重要です。

コーディングの依頼先と選択肢

専門知識が必要なコーディングは、外部の専門家に依頼することも有効な選択肢です。依頼先は主に「Web制作会社」と「フリーランス」に分かれます。それぞれの特徴を理解し、自社の目的や予算に合わせて最適なパートナーを選びましょう。

依頼先メリットデメリット
Web制作会社ディレクターやデザイナー、コーダーが在籍しており、企画から実装まで一貫して依頼できる。品質が安定しており、大規模なプロジェクトにも対応可能。フリーランスに比べて費用が高くなる傾向がある。コミュニケーションの階層が多くなり、意思決定に時間がかかる場合がある。
フリーランス制作会社に比べて費用を抑えられることが多い。個人と直接やり取りするため、スピーディーで柔軟な対応が期待できる。個人のスキルに品質が大きく依存する。急なトラブルや連絡が取れなくなるリスクがある。得意な技術領域が限られている場合がある。

自社にコーディングの知見がある場合は、コミュニケーションコストを抑えやすいWeb制作会社が、逆に自社でディレクションが可能でコストを抑えたい場合は、実績豊富なフリーランスを探すなど、状況に応じた選択が求められます。

ステップ6 公開前の最終チェック

企画からデザイン、コーディングまで完了したランディングページ(LP)を、いよいよインターネット上に公開する最終ステップです。しかし、ここで気を抜いてはいけません。公開前に徹底的なチェックを行うことで、機会損失につながる致命的なミスを防ぐことができます。たった一つの設定ミスや表示崩れが、これまで積み上げてきた努力を無駄にしてしまう可能性もあるため、慎重に確認作業を進めましょう。

サーバーへのアップロードとドメイン設定

制作したLPのデータをインターネット上で誰もが閲覧できるようにするためには、「サーバー」にデータをアップロードし、「ドメイン」を割り当てる作業が必要です。

サーバーとは、Webサイトのデータを保管しておくインターネット上の土地のようなものです。エックスサーバーやさくらのレンタルサーバといったレンタルサーバーサービスを利用するのが一般的です。契約したサーバーに、FTPソフト(FileZillaなど)を使って作成したHTMLやCSS、画像ファイル一式をアップロードします。

ドメインとは、Webサイトの住所にあたるもので、「https://www.example.com」の「example.com」の部分です。独自ドメインを取得し、アップロードしたサーバーと紐付ける設定(DNS設定)を行うことで、指定のURLでLPが表示されるようになります。これらの作業には専門的な知識が必要となるため、不安な場合は制作会社や専門知識を持つ担当者に依頼するのが確実’mark>です。

公開前の必須チェックリスト

サーバーへのアップロードが完了したら、公開する前に必ず最終確認を行います。以下のチェックリストを活用し、抜け漏れがないか徹底的に確認してください。特に複数人でダブルチェック、トリプルチェックを行うことで、見落としを防ぐことができます。

カテゴリチェック項目主な確認内容
表示確認マルチブラウザチェックGoogle Chrome, Microsoft Edge, Safari, Firefoxなど、主要なブラウザで表示崩れが起きていないか確認します。
レスポンシブチェックスマートフォン、タブレット、PCなど、異なるデバイスや画面サイズでレイアウトが崩れていないか、テキストや画像がはみ出していないかを確認します。
画像・動画の表示全ての画像や動画が正しく表示されているか、画質は荒くないか、alt属性(代替テキスト)は適切に設定されているかを確認します。
faviconの設定ブラウザのタブに表示されるサイトアイコン(ファビコン)が正しく設定・表示されているか確認します。
コンテンツ確認誤字・脱字キャッチコピーから細かな注釈まで、全てのテキストに誤字・脱字がないか音読するなどして確認します。信頼性を大きく損なう原因になります。
情報の正確性商品・サービスの価格、スペック、キャンペーン期間、電話番号、住所などの情報に間違いがないか、最新の情報になっているかを最終確認します。
CTA(行動喚起)ボタンの文言は適切か、クリックできることが直感的にわかるデザインか、ページ内に適切な数と配置で設置されているかを確認します。
機能・設定確認リンク切れページ内の全てのリンク(内部リンク、外部リンク、CTAボタン)をクリックし、意図したページに正しく遷移するかを確認します。
フォームの動作入力フォームが正常に機能するか、実際にテスト送信を行います。入力→確認画面→サンクスページ表示までの一連の流れ、自動返信メールの受信、管理者への通知メールの受信まで全て確認します。
計測タグの設置Google Analyticsや広告用のコンバージョンタグ、リマーケティングタグなどが正しく設置され、正常に計測できる状態かを確認します。これがなければ公開後の効果測定ができません。
ページ表示速度ページの読み込み速度が遅くないか、GoogleのPageSpeed Insightsなどのツールを使ってチェックします。表示速度はユーザーの離脱率に直結します。
OGP設定LINEやX(旧Twitter)、Facebookなどでシェアされた際に表示されるタイトル、概要文、画像が意図通りに設定されているか確認します。
noindexタグの解除テスト環境で設定していたnoindexタグが解除されているかを確認します。残ったままだと検索エンジンにインデックスされず、自然検索からの流入が一切見込めなくなります

ステップ7 公開後の運用と改善という重要な流れ

ランディングページは、公開してからが本当のスタートです。制作して終わりではなく、ユーザーの反応を見ながら継続的に改善を加えていくことで、初めてその効果を最大化できます。この「運用と改善」のフェーズは、LPの成果を左右する極めて重要な流れです。ここでは、公開後の効果測定から改善施策(LPO)までの具体的なステップを解説します。

アクセス解析ツールを使った効果測定

まずは、公開したランディングページがどのような成果を出しているのか、現状を正確に把握することから始めます。そのために不可欠なのが、アクセス解析ツールです。代表的なツールである「Googleアナリティクス」などを活用し、各種データを計測・分析して課題を洗い出しましょう。

主要な指標(KPI)とその見方

LPの効果測定において、特に注視すべき主要な指標は以下の通りです。これらの数値を定期的に確認し、目標(KPI)達成度やユーザーの行動傾向を把握します。

指標内容と分析のポイント
コンバージョン率(CVR)LPの最終目標(商品購入、問い合わせなど)が達成された割合。LPの成果を最も直接的に示す最重要指標です。CVRが低い場合は、LP内のどこかにユーザーを迷わせる、あるいは離脱させる原因があると考えられます。
セッション数・ユーザー数LPにどれだけのアクセスがあったかを示す指標。広告やSEOなど、集客施策がうまくいっているかどうかの判断材料になります。
直帰率・離脱率直帰率は、ユーザーがLPに訪問して他のページに遷移せず離脱した割合。離脱率は、特定のページでセッションを終えた割合です。特にファーストビューでの直帰率が高い場合、ターゲットとコンテンツのミスマッチや、ページの表示速度に問題がある可能性が考えられます。
平均セッション時間ユーザーがLPに滞在していた時間の平均値。滞在時間が極端に短い場合は、コンテンツに興味を持たれていない、あるいは内容が分かりにくい可能性があります。
クリック率(CTR)CTA(Call To Action)ボタンなどがクリックされた割合。この数値が低い場合、ボタンのデザインや文言、配置場所に改善の余地があります。

ヒートマップツールでユーザー行動を可視化する

アクセス解析ツールの数値データだけでは分からない、ユーザーの具体的なページ内での行動を可視化するのが「ヒートマップツール」です。Microsoft Clarityのような無料ツールもあり、導入のハードルは高くありません。ユーザーがどこを熟読し、どこで興味を失い、どこをクリックしようとしたのかを直感的に把握できます。

  • アテンションヒートマップ:ページのどの部分がよく読まれているかを色の濃淡で示します。熟読エリアと読み飛ばされているエリアを特定し、重要なコンテンツが読まれているかを確認します。
  • クリックヒートマップ:ユーザーがページ内のどこをクリックしたかを示します。CTAボタン以外の場所がクリックされている場合、そこがリンクだと誤解されている可能性があり、デザイン改善のヒントになります。
  • スクロールヒートマップ:ユーザーがページのどこまでスクロールしたかを示します。多くのユーザーが離脱している箇所を特定し、その直前のコンテンツに問題がないか分析します。

これらの分析結果から、「なぜCVRが低いのか」「どこに改善のボトルネックがあるのか」といった具体的な課題を発見します。

A/BテストによるLPO(ランディングページ最適化)

課題を発見したら、次に行うのがLPO(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)です。LPOとは、分析データに基づいて改善の仮説を立て、テストを繰り返すことでCVRを最大化していく取り組みを指します。その代表的な手法が「A/Bテスト」です。

A/Bテストとは、一部の要素だけが異なる2つのパターン(AパターンとBパターン)を用意し、どちらがより高い成果を出すかを実際にユーザーに配信して検証する手法です。感覚や推測ではなく、データに基づいて最適なデザインやコピーを見つけ出すことができます。

A/Bテストの具体的な進め方

A/Bテストは、一般的に以下のPDCAサイクルに沿って進めます。

  1. Plan(計画):課題の発見と仮説設定
    アクセス解析やヒートマップの分析結果から、「CTAボタンの文言を『資料請求』から『無料で試す』に変えれば、クリック率が上がるのではないか?」といった具体的な仮説を立てます。
  2. Do(実行):テストパターンの作成と実施
    仮説に基づいて、変更を加えたBパターンを作成します。このとき、一度に変更する要素は一つだけに絞るのが鉄則です。複数の要素を同時に変えると、どの変更が成果に影響したのか分からなくなるためです。ツールを使って、ユーザーをAとBのパターンに均等に振り分けてテストを実施します。
  3. Check(評価):結果の分析
    一定期間テストを実施し、どちらのパターンのCVRが高かったかなど、統計的に有意な差が出たかを確認します。
  4. Action(改善):次の施策へ
    テストで成果が高かったパターンを本採用します。そして、その結果からまた新たな課題を見つけ、次の仮説を立てて改善サイクルを回し続けます。

テストすべき代表的な改善ポイント

A/Bテストで検証すべきLPの要素は多岐にわたりますが、特に成果に直結しやすい代表的なポイントは以下の通りです。

要素具体的なテスト内容の例
ファーストビューキャッチコピーの文言、メインビジュアルの画像やデザイン、権威性を示す実績の提示方法など
CTA(行動喚起)ボタンの文言(例:「購入する」vs「カートに入れる」)、色、サイズ、形、配置場所、マイクロコピー(ボタン周辺の補足文)など
オファー(特典)割引率、プレゼントの内容、無料期間の長さなど、ユーザーに提示する特典内容そのもの
フォーム入力項目の数、必須項目の種類、入力例(プレースホルダー)の有無、エラー表示の分かりやすさなど
コンテンツお客様の声や導入事例の掲載順序、商品説明の切り口、動画の有無、専門家による推薦文の追加など

このように、ランディングページは公開後の運用と改善を継続的に行うことで、ビジネスの成果を最大化する強力なツールへと成長していきます。一度の改善で満足せず、粘り強くLPOに取り組むことが成功への鍵となります。

まとめ

本記事では、成果を出すランディングページ制作の流れを、企画から公開後の運用まで7つのステップで解説しました。コンバージョンを高めるLP制作の理由は、単に見た目が良いページを作ることではなく、戦略的な企画と継続的な改善にあるからです。特に、目的を明確にする企画段階と、公開後のA/BテストなどによるLPO(ランディングページ最適化)が成果を大きく左右します。この記事で紹介した流れを参考に、一つ一つの工程を丁寧に進め、ビジネスの成功に繋げましょう。

この記事を書いた人

Atsushi

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