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WEB Marketing Journal

LP

2026.1.19

マイクロサイトとランディングページの違いを徹底比較!制作前に知りたい選び方のポイント

マイクロサイトとランディングページ(LP)、その違いを明確に説明できますか?この記事では、目的やページ構成、費用、SEO効果など7つの観点から両者を徹底比較し、どちらを選ぶべきかの判断基準を解説します。結論、最大のポイントは「目的」です。ブランディングならマイクロサイト、コンバージョン獲得ならLPが最適。一覧表や国内の成功事例も交え、あなたのWebマーケティング施策を成功に導きます。

Contents

マイクロサイトとランディングページ(LP)の基本的な定義

Webマーケティング施策において、特定の目的を達成するために作られるWebページには様々な種類があります。その中でも特に混同されやすいのが「マイクロサイト」と「ランディングページ(LP)」です。どちらも企業の公式サイトとは別に作られることが多い点は共通していますが、その目的や構造、役割は大きく異なります。効果的な施策を行うためには、まず両者の基本的な定義を正しく理解することが不可欠です。この章では、それぞれの特徴と役割を明確に解説します。

マイクロサイトとは 企業サイトから独立した特設サイト

マイクロサイトとは、企業本体の公式サイト(コーポレートサイト)から独立した形で、特定の目的のために制作・公開される小規模なWebサイトのことです。「特設サイト」や「キャンペーンサイト」と呼ばれることも多く、新商品やサービスのプロモーション、大規模なイベント告知、採用活動といった特定のテーマに絞って情報を発信します。

通常、コーポレートサイトとは異なる独自のドメインやサブドメインで運用され、デザインのトーン&マナーも本体サイトの制約を受けずに、プロモーション対象の持つ世界観を自由に表現できるのが特徴です。トップページ、商品詳細、コンセプト、イベント概要など複数のページで構成されており、ユーザーはサイト内を回遊しながら、テーマに関する情報を多角的に、そして深く理解することができます。マイクロサイトの主な目的は、コンバージョン獲得だけでなく、ブランドイメージの向上(ブランディング)やユーザーとのエンゲージメント強化に重きが置かれています。

ランディングページ(LP)とは ユーザーのアクションを促す縦長の1ページ

ランディングページ(Landing Page、略してLP)とは、直訳すると「(ユーザーが)着地するページ」を意味し、本来は検索結果や広告などを経由して訪問者が最初にアクセスするページ全般を指します。しかし、Webマーケティングの文脈では、より限定的な意味で使われるのが一般的です。具体的には、訪問者に資料請求、商品購入、問い合わせといった特定の行動(コンバージョン)を促すことに特化した、縦長の単一Webページを指します。

LPの最大の特徴は、ユーザーをコンバージョンへ一直線に導くために、情報を1ページに集約している点です。ユーザーの注意を散らさないよう、他のページへのリンクやナビゲーションメニューを意図的に排除した構成が多く見られます。ページは、ユーザーの興味を引きつけるキャッチコピーから始まり、問題提起、解決策の提示(商品・サービスの紹介)、導入事例、お客様の声、よくある質問、そして最後に行動を促すCTA(Call To Action)ボタンへと続く、ストーリー性のある構成になっています。Web広告の受け皿として活用されることが多く、広告効果を最大化するための重要な役割を担っています。

【一覧比較表】マイクロサイトとランディングページの違いが一目でわかる

マイクロサイトとランディングページ(LP)、どちらも特定の目的を持って制作されるWebサイトですが、その役割や構造、活用シーンは大きく異なります。まずはそれぞれの特徴を一覧表で比較し、全体像を掴んでみましょう。どちらが自社のマーケティング施策に適しているか判断する第一歩となります。

比較項目マイクロサイトランディングページ(LP)
目的ブランディング、認知拡大、エンゲージメント向上など、多角的で広範な目的。ユーザーに深い情報提供を行い、ブランドへの理解や興味を促進する。コンバージョン(CV)獲得に特化。資料請求、商品購入、問い合わせ、会員登録など、ユーザーの特定のアクションを直接的に引き出すことが唯一の目的。
ページ構成複数ページで構成されるウェブサイト。トップページ、製品紹介、導入事例、コラムなど、複数のコンテンツを階層構造で持つ。単一の縦長ページ(1ページ)で完結。ユーザーが他のページに移動することなく、上から下へ読み進めるだけで情報が得られる構成。
サイト内のリンク設計グローバルナビゲーションや内部リンクを設置し、サイト内を自由に回遊できる設計。ユーザーが興味のある情報へアクセスしやすくする。コンバージョンボタン(CTA)以外の外部リンクや内部リンクを極力排除。ユーザーの注意を散漫にさせず、離脱を防ぐことに注力する。
SEO(検索エンジン最適化)特定のキーワード群で上位表示を目指し、SEO対策を積極的に実施。コンテンツマーケティングの拠点として機能させることも多い。Web広告からの流入が前提のため、SEOは重視しない傾向が強い。ただし、近年では検索流入を目的とした記事LPなども存在する。
公開期間の目安キャンペーン期間中から恒久的なものまで、中〜長期的な公開が一般的。イベント終了後もアーカイブとして残されることがある。広告キャンペーンと連動するため、短〜中期的な公開が基本。広告出稿の停止と同時に非公開になるケースが多い。
制作にかかる費用と期間ページ数が多く設計も複雑なため、比較的高額で制作期間も長い傾向(数十万〜数百万円、数ヶ月〜)。1ページ構成で目的も明確なため、比較的安価で短期間での制作が可能(数万〜数十万円、数週間〜)。
分析で重視すべき指標PV数、ユニークユーザー数、滞在時間、回遊率、直帰率など、ユーザーの行動全体を測る指標を重視。コンバージョン率(CVR)、クリック率(CTR)、コンバージョン単価(CPA)など、最終的な成果に直結する指標を最重要視する。

このように、マイクロサイトとLPは目的から制作、分析方法に至るまで、あらゆる面で異なるアプローチが求められます。マイクロサイトは「世界観を伝え、ファンを育てる」ことに長け、ランディングページは「特定の商品やサービスを売り切る」ことに特化していると言えるでしょう。それぞれの特性を正しく理解し、自社のマーケティング戦略に最適な手法を選択することが成功への鍵となります。

マイクロサイトとランディングページ 7つの違いを徹底解説

マイクロサイトとランディングページ(LP)は、どちらも特定の目的を持って作られるWebページですが、その役割や特性は大きく異なります。ここでは、両者の違いを7つの具体的な観点から徹底的に解説します。これらの違いを理解することが、自社のマーケティング施策を成功に導く第一歩です。

違い1 目的(ブランディング vs コンバージョン獲得)

最も根本的な違いは、その「目的」にあります。何を目指してサイトやページを作るのかによって、コンテンツの内容や設計思想が全く変わってきます。

マイクロサイトの目的

マイクロサイトの主な目的は、特定の製品・サービス、あるいはキャンペーンの世界観を伝え、ユーザーのエンゲージメントを高め、ブランドイメージを向上させることにあります。直接的な商品購入や問い合わせ(コンバージョン)をゴールとするのではなく、ユーザーにコンテンツを楽しんでもらい、ブランドへの理解や愛着を深めてもらう「ブランディング」活動が中心です。例えば、自動車メーカーが発表する新型車の魅力や開発ストーリーを伝える特設サイトや、映画の公開に合わせたキャンペーンサイトなどがこれにあたります。

ランディングページの目的

一方、ランディングページの目的は極めて明確です。それは、訪問したユーザーに特定の行動(アクション)を起こしてもらうこと、つまり「コンバージョン(CV)の獲得」です。資料請求、商品購入、セミナー申し込み、お問い合わせといった具体的な成果に直結させることに特化しています。そのため、ページ内の情報はコンバージョンを達成するために最適化され、ユーザーを迷わせることなくゴールへと導く設計になっています。

違い2 ページ構成(複数ページ vs 単一ページ)

サイトが持つページの数も、両者を明確に分けるポイントです。

マイクロサイトのページ構成

マイクロサイトは、その名の通り「小さなサイト」であり、複数のページで構成されるのが一般的です。トップページ、商品詳細、コンセプト、ギャラリー、イベント情報など、様々な角度から情報を伝えるためのページが用意されています。ユーザーはサイト内のナビゲーションを使って、興味のあるコンテンツを自由に回遊することができます。

ランディングページのページ構成

ランディングページは、原則として1枚の縦に長い単一ページで構成されます。これは、ユーザーの視線を上から下へと誘導し、途中で他のページに離脱させることなく、一貫したストーリーで説得し、最終的なコンバージョンポイント(申し込みボタンなど)まで到達させるための設計です。ユーザーに「考えさせず、読み進めてもらう」ことに最適化されています。

違い3 サイト内のリンク設計

ページ構成の違いは、サイト内に設置されるリンクの設計にも大きく影響します。

マイクロサイトのリンク設計

マイクロサイトは、ユーザーに多くの情報に触れてもらうため、サイト内を自由に回遊できる内部リンクが豊富に設置されています。ヘッダーにはグローバルナビゲーションが設置され、フッターやコンテンツ内にも関連ページへのリンクが配置されます。これにより、ユーザーは興味の赴くままに情報を探索し、サイトへの滞在時間が長くなる傾向があります。

ランディングページのリンク設計

ランディングページでは、コンバージョン率を最大化するために、ユーザーをコンバージョンポイントから遠ざける可能性のある外部リンクや内部リンクを極力排除します。ヘッダーのナビゲーションやフッターリンクは設置しないのが基本です。ページ内に設置されるリンクは、申し込みフォームや購入ボタンといったCTA(Call To Action)にほぼ限定され、ユーザーの行動を一つに絞り込みます。

違い4 SEO(検索エンジン最適化)への考え方

検索エンジンからの集客(オーガニック検索流入)を狙うかどうか、という点でも考え方が異なります。

マイクロサイトとSEO

マイクロサイトは複数ページで構成され、各ページにテキストや画像などのコンテンツを豊富に盛り込むことができるため、SEO(検索エンジン最適化)を意識した設計が可能です。特定のキャンペーン名や商品名といった指名キーワードでの上位表示はもちろん、関連するキーワードでの検索流入も期待できます。中長期的な資産として、オーガニック検索からの集客チャネルとなり得ます。

ランディングページとSEO

ランディングページは1ページ構成で情報量が限られるため、一般的にSEOには不向きとされています。主な集客手段は、リスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告といったWeb広告です。広告のリンク先として最適化されており、検索エンジンからの自然流入を主目的とはしていません。ただし、非常にニッチなキーワードであれば上位表示される可能性はあります。

違い5 公開期間の目安

サイトやページを公開しておく期間にも違いが見られます。

マイクロサイトの公開期間

マイクロサイトは、期間限定で公開されるケースが多いです。例えば、特定のキャンペーンやイベント期間中のみ、あるいは新商品の発売から一定期間だけ公開されます。一方で、採用活動のための特設サイトや、企業のCSR活動を紹介するサイトのように、通年で公開される中長期的なマイクロサイトも存在します。

ランディングページの公開期間

ランディングページは、Web広告の出稿期間と連動して公開されることがほとんどです。広告キャンペーンが終了すれば、その受け皿であるLPも非公開になるのが一般的です。ABテストを繰り返しながら短期間で成果を改善していく、スピーディーな運用が求められます。

違い6 制作にかかる費用と期間

制作に要するコストと時間も、選択における重要な判断材料です。

一般的に、企画からデザイン、開発まで、複数ページにわたるマイクロサイトの方が、単一ページのランディングページよりも費用と期間がかかる傾向にあります。ただし、これはあくまで目安であり、コンテンツの量や実装する機能(動画、アニメーション、CMSなど)によって大きく変動します。

マイクロサイトランディングページ(LP)
制作費用(目安)数十万円~数百万円以上数十万円~
制作期間(目安)2ヶ月~半年程度1ヶ月~3ヶ月程度

違い7 分析で重視すべき指標

公開後、その成果を測るために見るべき指標(KPI)も異なります。

マイクロサイトで重視する指標

マイクロサイトの目的はブランディングやエンゲージメント向上にあるため、ユーザーがどれだけサイトに興味を持ち、コンテンツに没入してくれたかを測る指標が重要になります。具体的には、サイト全体のページビュー数、平均滞在時間、回遊率(1セッションあたりの閲覧ページ数)、SNSでのシェア数などが挙げられます。これらの指標から、ブランドへの関心の高まりを分析します。

ランディングページで重視する指標

ランディングページはコンバージョン獲得が至上命題であるため、いかに効率よく目標を達成できたかを測る指標が最重要です。具体的には、コンバージョン率(CVR)、コンバージョン数(CV)、そして広告費に対してどれだけの成果があったかを示す顧客獲得単価(CPA)です。これらの数値を基に、ページの改善を繰り返していきます。

マイクロサイトの主な分析指標ランディングページ(LP)の主な分析指標
目的エンゲージメント、ブランディングコンバージョン獲得
重視する指標
  • ページビュー数
  • 平均ページ滞在時間
  • 回遊率
  • SNSでのシェア数、言及数
  • 指名検索数の推移
  • コンバージョン率(CVR)
  • コンバージョン数(CV)
  • 顧客獲得単価(CPA)
  • 直帰率
  • フォーム通過率

【目的別】マイクロサイトとランディングページどちらを選ぶべきか

マイクロサイトとランディングページ(LP)の違いを理解した上で、次に重要になるのが「自社の目的に合わせてどちらを選ぶか」という判断です。両者の特性は大きく異なるため、選択を誤ると期待した効果が得られない可能性があります。ここでは、具体的な目的やシーン別に、どちらのWebサイト形式がより適しているかを詳しく解説します。

まずは、どちらを選ぶべきかの判断基準を一覧で確認しましょう。

主な目的マイクロサイトランディングページ判断のポイント
世界観の構築・ブランディング◎:最適△:不向き複数のページでストーリーやデザインを表現したいか
多角的な情報提供◎:最適×:不可能製品のスペック、開発秘話、ユーザーの声など複数の情報を提供したいか
Web広告からの直接的な成果獲得△:不向き◎:最適広告の受け皿として、ユーザーをコンバージョンに直結させたいか
単一のゴール(申込・購入)への誘導△:不向き◎:最適他の情報への離脱を防ぎ、特定のアクションのみに集中させたいか

この表を念頭に置きながら、具体的なケースを見ていきましょう。

マイクロサイトが適しているケース

マイクロサイトは、複数のページを使って豊かな情報量と世界観を提供できるのが最大の強みです。ユーザーに情報を深く理解してもらい、エンゲージメントを高め、ブランドへの共感を育むことを目的とする場合に非常に効果的です。

新商品やサービスのプロモーション

自動車の新型モデル、高価格帯のコスメブランド、ゲームソフトの発売など、世界観やストーリーを含めて商品の魅力を多角的に伝えたい場合はマイクロサイトが最適です。例えば、以下のような複数のページで構成することで、ユーザーの購買意欲を段階的に高めることができます。

  • コンセプトページ:開発に込められた想いやストーリーを紹介
  • 機能紹介ページ:革新的な技術や特徴を動画や画像で詳しく解説
  • ラインナップページ:カラーバリエーションやモデルごとの違いを比較
  • ユーザーレビューページ:実際に使用した人の声や導入事例を掲載

このように、LPのような1ページでは伝えきれない豊富な情報を整理して提供し、ユーザーがサイト内を回遊しながら商品への理解を深める体験を設計できます。

大規模なキャンペーンやイベントの告知

期間限定の大型キャンペーンや、音楽フェス、企業の周年記念イベントなど、複数のコンテンツを整理して発信し、ユーザーの期待感を醸成したい場合にもマイクロサイトが力を発揮します。企業サイトの1コーナーとして設けるよりも独立したサイトにすることで、特別感を演出し、SNSでの拡散も狙いやすくなります。

イベントの概要、出演者や登壇者の紹介、タイムテーブル、チケット情報、関連グッズの販売、過去のアーカイブ映像など、多岐にわたる情報を訪問者が迷わないように整理して提供することが可能です。

採用活動や企業のブランディング

企業サイトとは別に、採用候補者や特定のターゲット層に向けて強いメッセージを発信したい場合にもマイクロサイトは有効です。特に新卒採用サイトは、その代表例と言えるでしょう。

「働く魅力」を伝えるために、社員インタビュー、プロジェクトストーリー、キャリアパス、独自の企業文化など、様々な切り口のコンテンツを用意し、求職者の企業理解を促進します。企業サイトの採用情報ページだけでは伝えきれない「会社のリアルな姿」を見せることで、応募者の質を高め、入社後のミスマッチを防ぐ効果も期待できます。

ランディングページが適しているケース

ランディングページ(LP)は、ユーザーを特定のアクション(コンバージョン)へ最短距離で導くことに特化しています。他のページへのリンクを極力排除し、縦長の1ページで情報を完結させることで、ユーザーの注意を逸らさず、ゴール達成率を最大化します。

Web広告の受け皿ページ

リスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告など、Web広告からの流入を直接コンバージョンに繋げたい場合、LPは必須とも言える存在です。広告で訴求した内容とLPの内容を完全に一致させる(メッセージの一貫性)ことで、広告をクリックしたユーザーの期待を裏切らず、スムーズに次のアクションへと誘導します。

例えば、「初回限定50%OFF」という広告をクリックした先に、そのキャンペーン情報が最も目立つ形で配置されたLPが表示されることで、ユーザーは迷うことなく購入や申し込みボタンをクリックできます。もし遷移先が情報量の多い企業サイトのトップページだった場合、ユーザーは目的の情報を見つけられずに離脱してしまう可能性が高まります。

資料請求やお問い合わせの獲得

BtoB向けのSaaSサービスや不動産、保険商品など、検討期間が長く、まずは情報収集をしたいと考えているユーザーに対して、有益な情報(お役立ち資料、ホワイトペーパー、導入事例集など)と引き換えにリード(見込み客情報)を獲得する目的でLPが活用されます。

「顧客管理に課題を抱える営業マネージャー」といった具体的なターゲットの悩みに寄り添い、「その課題を解決できる理由」を論理的に説明し、「今すぐ資料をダウンロードすべきベネフィット」を提示するという、説得力の高いストーリーを1ページで展開します。ページ内にフォームを設置することで、ユーザーの熱量が高いまま、シームレスに入力を促すことができます。

セミナーやイベントへの申し込み促進

オンラインセミナー(ウェビナー)や小規模なイベントへの参加者を募る際にもLPは非常に効果的です。開催日時、登壇者情報、セミナーで得られること、対象者、参加者の声などを1ページに集約し、参加するメリットを分かりやすく伝えます。

「限定30名様」「◯月◯日までのお申し込みで特典あり」といった緊急性や限定性をアピールする要素(マイクロコピー)を効果的に配置することで、ユーザーの「後で考えよう」という心理を乗り越え、「今すぐ申し込む」という行動を後押しします。

マイクロサイトとランディングページ制作で失敗しないための注意点

マイクロサイトとランディングページは、それぞれ異なる目的を持つ強力なWebマーケティングツールです。しかし、その効果を最大限に引き出すためには、制作前に押さえておくべき共通の重要なポイントがいくつか存在します。計画段階での少しの配慮が、公開後の成果に大きな差を生むのです。ここでは、制作で失敗しないために不可欠な3つの注意点を具体的に解説します。

制作の目的を明確にする

まず最も重要なのが、「何のためにマイクロサイトやランディングページを作るのか」という目的を明確に定義することです。目的が曖昧なまま制作を進めてしまうと、デザインの方向性が定まらず、誰にも響かないコンテンツになり、最終的な成果も測定できなくなってしまいます。目的を具体的に言語化し、関係者全員で共通認識を持つことが成功への第一歩です。

目的を明確にするためには、最終的なゴールであるKGI(重要目標達成指標)と、そこに至るまでの中間指標であるKPI(重要業績評価指標)を設定することが有効です。これにより、施策の進捗状況を客観的に把握し、改善のアクションを取りやすくなります。

マイクロサイトの例(新商品のブランディング)ランディングページの例(Web広告からの資料請求)
目的新商品の世界観を伝え、ターゲット層における第一想起を獲得する。広告費に対する費用対効果(ROAS)を最大化し、見込み客のリストを効率的に獲得する。
KGI(重要目標達成指標)公開後3ヶ月で指名検索数を前月比150%にする。月間100件の資料請求を獲得する(コンバージョン数)。
KPI(重要業績評価指標)
  • サイトへの自然検索流入数
  • 平均ページビュー数
  • SNSでの言及数・シェア数
  • ブックマーク登録数
  • 広告のクリック率(CTR)
  • ページの直帰率
  • コンバージョン率(CVR)
  • 顧客獲得単価(CPA)

このように具体的な数値目標を設定することで、制作チームはゴールに向かって一丸となり、公開後の効果測定と改善活動もスムーズに進めることができます。

ターゲットユーザーを具体的に設定する

次に、「誰に、何を伝えたいのか」を明確にするために、ターゲットユーザーを具体的に設定します。万人受けを狙ったメッセージは、結局誰の心にも深く響きません。ターゲットを絞り込み、その人物像を深く理解することで、刺さるキャッチコピーや共感を呼ぶコンテンツ、最適なデザインを導き出すことができます。

ターゲット設定には「ペルソナ」という手法が非常に有効です。ペルソナとは、製品やサービスの典型的なユーザー像を、実在する人物かのように詳細に設定したものです。

ペルソナ設定の項目例

  • 基本情報:氏名、年齢、性別、居住地、職業、年収、家族構成
  • ライフスタイル:趣味、1日の過ごし方、価値観、よく利用するSNS
  • 課題・ニーズ:現在抱えている悩み、解決したいこと、求めている情報
  • 情報収集行動:どのような媒体で情報を得ているか(Webサイト、雑誌、口コミなど)

例えば、「最新のオーガニックコスメに興味がある32歳、都心で働く未婚女性、田中みさきさん。平日は仕事で忙しく、週末はヨガやカフェ巡りでリフレッシュ。SNSはInstagramを情報収集と交流のメインで使っている」といったレベルまで具体化します。このペルソナが抱えるであろう悩みに寄り添い、その心に響く言葉やビジュアルを選ぶことで、マイクロサイトやランディングページは格段に魅力的になります。

公開後の運用と改善計画を立てる

Webサイト制作において陥りがちな失敗が、「作って終わり」にしてしまうことです。マイクロサイトもランディングページも、公開してからが本当のスタートです。ユーザーの実際の反応データを元に、継続的に改善を繰り返すことで、初めて成果を最大化できます。そのため、制作段階から公開後の運用と改善計画を立てておく必要があります。

具体的には、以下の3つのステップを計画に含めておきましょう。

ステップ1:データ計測環境の準備

公開後すぐにデータを取得できるよう、Google Analytics 4 (GA4)やGoogle Search Consoleといったアクセス解析ツールを事前に設定しておきます。また、ユーザーがページのどこを熟読し、どこで離脱しているかを視覚的に把握できるヒートマップツールの導入も、改善のヒントを得るために非常に効果的です。Microsoft Clarityなど無料のツールから始めることもできます。

ステップ2:定期的な効果測定とレポーティング

事前に設定したKPIを、週次や月次で定期的に確認する体制を整えます。単に数値を眺めるだけでなく、「なぜこの数値が上がったのか(下がったのか)」という要因を分析し、チームで共有することが重要です。

ステップ3:仮説に基づいた改善(PDCAサイクル)

分析データから見つかった課題に対し、「このキャッチコピーを変えれば、クリック率が上がるのではないか」「ボタンの色を緑からオレンジにすれば、コンバージョン率が改善するかもしれない」といった改善仮説を立てます。そして、その仮説を検証するためにA/Bテストなどを実施し、効果を測定します。この「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)」のPDCAサイクルを回し続けることが、成功を持続させる鍵となります。

まとめ

マイクロサイトとランディングページは、目的やページ構成、SEOへの考え方など多くの点で異なります。ブランディングや多角的な情報提供には複数ページのマイクロサイトが、広告からのコンバージョン獲得には1ページのランディングページが適しています。どちらを選ぶべきか迷ったら、まず「施策の目的は何か」「誰に何を伝えたいか」を明確にすることが重要です。本記事で解説した違いと選び方のポイントを参考に、自社のマーケティング効果を最大化する最適な手法を選択してください。

この記事を書いた人

Atsushi

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