LP
2026.2.02

WEB Marketing Journal
LP
2026.2.02
自社のランディングページ(LP)は、なぜかコンバージョンに繋がらない…その原因は「わかりにくさ」かもしれません。LPをわかりやすく改善することは、ユーザーの離脱を防いで広告費の無駄をなくし、売上を最大化する上で不可欠です。この記事では、初心者でもすぐに実践できる「わかりやすいLP」を作るための必須チェックリスト10選を徹底解説。デザインからコピーまで、具体的な改善点を見つけ、成果の出るLPに変えましょう。
ランディングページ(LP)の目的は、訪問したユーザーに商品購入や資料請求といった特定の行動(コンバージョン)を促すことです。しかし、どれだけデザインが優れていても、広告で多くのアクセスを集めても、ページの内容が「わかりにくい」とユーザーはすぐ離脱してしまいます。ランディングページをわかりやすくすることは、単なる親切心ではなく、ビジネスの成果に直接影響を与える極めて重要な施策なのです。ここでは、LPをわかりやすくするべき3つの具体的な理由を解説します。
LPをわかりやすくする最大の理由は、コンバージョン率(CVR)が向上し、直接的な売上アップにつながるからです。ユーザーはLPにアクセスした最初の数秒で、自分にとって価値があるかどうかを判断します。この短い時間で「誰のための、どんな商品で、何が解決するのか」が伝わらなければ、ユーザーは興味を失い、ページを閉じてしまいます。
逆に、メッセージが明確で、次に何をすべきかが直感的にわかるLPは、ユーザーの迷いや不安を取り除きます。商品の魅力や価値がスムーズに伝わることで、ユーザーは「これなら自分の悩みを解決してくれそうだ」「ぜひ試してみたい」と感じ、購入や問い合わせといった行動へと進みやすくなるのです。つまり、LPのわかりやすさは、訪問者を行動へと導く強力な推進力となり、同じアクセス数でもより多くの成果を生み出します。
多くの企業は、リスティング広告やSNS広告などを利用して、コストをかけてLPへユーザーを誘導しています。しかし、LPがわかりにくいと、せっかく集めたユーザーが内容を理解する前に離脱してしまい、広告費が無駄になってしまいます。これは、穴の空いたバケツで水を汲むのと同じで、広告費を垂れ流している状態と言えるでしょう。
ページの直帰率が高い、あるいは滞在時間が極端に短い場合、その原因はLPのわかりにくさにある可能性が高いです。LPをわかりやすく改善することは、広告という「蛇口」から注がれるユーザーをしっかりと受け止める「バケツ」を用意することに他なりません。ユーザーの離脱を防ぎ、一人ひとりの訪問を確実にコンバージョンへと繋げることで、広告の費用対効果(ROAS)は劇的に改善され、事業の成長を加速させます。
LPは、多くの場合、ユーザーがその企業やサービスに初めて触れる「顔」としての役割を担います。わかりやすいLPは、ユーザーに誠実で信頼できる企業という印象を与え、ブランドイメージの向上に貢献します。情報が整理され、専門用語を避けた平易な言葉で丁寧に説明されているページは、「顧客のことを第一に考えている」というメッセージとして伝わるからです。
一方で、デザインが煩雑で情報が詰め込まれていたり、何を伝えたいのか不明瞭なLPは、ユーザーに不信感や不安感を与えかねません。「この会社は大丈夫だろうか」と思われてしまえば、商品やサービスがどれだけ優れていても、購入の選択肢から外されてしまいます。わかりやすいLPは、短期的な売上だけでなく、長期的なファンを育てるための重要な第一歩なのです。
| 評価軸 | わかりやすいLP | わかりにくいLP |
|---|---|---|
| 第一印象 | 信頼できる、親切、誠実 | 怪しい、不親切、自己中心的 |
| 情報伝達 | 内容がすぐに理解できる | 何を言いたいのかわからない |
| ユーザー体験 | ストレスなく読み進められる | 読むのが面倒、イライラする |
| 行動への影響 | 安心して次の行動に進める | 不安で行動する気になれない |
| ブランドイメージ | ポジティブ(顧客志向、プロフェッショナル) | ネガティブ(独りよがり、素人っぽい) |
このように、LPをわかりやすくすることは、コンバージョン率の向上、広告費の最適化、そして企業の信頼構築という、ビジネスにおける根幹的な課題を解決する力を持っています。
成果の出るランディングページ(LP)には、業種や商材を問わず共通する「わかりやすさ」の原則が存在します。それは、小手先のテクニックではなく、ユーザー心理に基づいた普遍的なルールです。ここでは、あなたのLPを劇的に改善する「3つの大原則」を解説します。この原則を理解するだけで、後述するチェックリストの効果が格段に高まるでしょう。
ユーザーはページを開いてから最初の3秒で、自分に関係があるかないかを判断すると言われています。このわずかな時間で「これは自分のためのページだ」と感じさせられなければ、即座に離脱されてしまいます。そのため、LPの最も重要な役割は、ターゲットとなるユーザーに対して、提供する価値(ベネフィット)を一瞬で伝えることです。
スクロールせずに表示される画面領域である「ファーストビュー」は、LPの顔であり、最も重要なエリアです。ここでユーザーの心を掴むためには、「誰に(ターゲット)」と「何を(価値提案)」を明確に示す必要があります。
例えば、「高性能な会計ソフト」という漠然とした表現では、誰の心にも響きません。「請求書作成に毎月3時間かかっている個人事業主の方へ。ワンクリックで請求・入金管理が完了するクラウド会計ソフト」のように、ターゲットを絞り込み、具体的な悩みに寄り添ったメッセージを届けることで、ユーザーは「まさに自分のことだ」と認識し、続きを読む意欲が湧いてくるのです。
ターゲットに響くメッセージを作る上で参考になるのが「4Uの原則」です。これは、メッセージに含めるべき4つの要素の頭文字をとったもので、これらを意識することで、より具体的で魅力的な訴求が可能になります。
| 要素 | 内容 | 具体例 |
|---|---|---|
| Useful(有益性) | ユーザーにとってどんなメリットがあるか | 「英語が話せるようになる」 |
| Urgent(緊急性) | なぜ「今」行動すべきなのか | 「本日23:59までのお申し込みで」 |
| Unique(独自性) | 他社にはない、独自の強みは何か | 「ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンが」 |
| Ultra-Specific(超具体性) | メリットをどれだけ具体的に示せるか | 「1日30分、3ヶ月で日常会話レベルに」 |
これら4つの要素をすべて盛り込む必要はありませんが、意識することでメッセージの解像度が格段に上がり、ユーザーへの伝わりやすさが向上します。
LPの目的は、ユーザーに特定のアクション(商品購入、資料請求、問い合わせなど)を起こしてもらうことです。どんなに素晴らしい内容が書かれていても、ユーザーが「次に何をすればいいのか」で迷ってしまっては、コンバージョンには繋がりません。わかりやすいLPは、常にユーザーをゴールまでスムーズに導くための道しるべが明確に設計されています。
CTA(Call To Action)とは、ユーザーに行動を促すためのボタンやリンクのことです。「購入する」「無料で試す」「資料をダウンロードする」といった文言が書かれたボタンが代表例です。このCTAが魅力的でわかりやすいほど、ユーザーは迷わず次のステップへ進むことができます。
逆に、CTAの場所がわかりにくかったり、文言が曖昧だったりすると、ユーザーは行動をためらってしまいます。LPの最終的な成果は、このCTAがどれだけ効果的に機能するかにかかっていると言っても過言ではありません。
ユーザーのクリック率を高めるためには、CTAの「文言」「デザイン」「配置」を最適化する必要があります。
| ポイント | 解説 | 悪い例 | 良い例 |
|---|---|---|---|
| 文言(マイクロコピー) | ボタンを押した先に何があるか、どんなメリットがあるかが具体的にわかる言葉を選ぶ。ユーザー目線の言葉を心がける。 | 「送信」 「登録」 | 「無料で資料をダウンロードする」 「今すぐ30日間無料体験を始める」 |
| デザイン | 周囲の要素よりも目立つ色を使い、クリックできることが直感的にわかるデザインにする。十分な大きさと余白を確保する。 | 背景に埋もれる色 小さくて押しにくい | ページのテーマカラーの補色を使う 指で押しやすい十分な大きさ |
| 配置 | ユーザーが「欲しい」と思ったタイミングで現れるように配置する。ファーストビュー、コンテンツの区切り、ページ最下部などが効果的。 | ページの最下部にしかない | ファーストビューと、ベネフィットを伝えた直後、料金プラン提示後などに設置する |
最後の原則は、ユーザーにストレスを与えず、快適に情報を読み進めてもらうことです。どんなに有益な情報や魅力的なオファーがあっても、「文字が小さくて読みにくい」「ページの表示が遅い」といったストレスを感じさせてしまうと、ユーザーは簡単に離脱してしまいます。読み手の負担を極限まで減らし、内容に集中できる環境を提供することが、わかりやすいLPの絶対条件です。
わかりやすいLPは、ユーザーが知りたい情報の順番に沿って、論理的にストーリーが展開されています。一般的には、共感(悩み)→ 解決策の提示(商品・サービス)→ 具体的な効果(ベネフィット)→ 信頼性の証明(お客様の声・実績)→ 行動喚起(CTA)という流れが効果的です。この流れを無視して、いきなり商品の専門的な説明を始めても、ユーザーはついていけません。ユーザーの思考の流れを止めない、スムーズな情報設計を心がけましょう。
文章の内容だけでなく、見た目の「読みやすさ」も非常に重要です。以下の点を意識するだけで、ユーザーのストレスは大幅に軽減されます。
現在、多くのユーザーはスマートフォンでLPを閲覧します。パソコンで完璧なデザインでも、スマートフォンで表示が崩れていたり、文字が小さすぎたりしては意味がありません。必ずスマートフォンでの表示を確認し、ボタンの押しやすさやテキストの改行位置などを最適化しましょう。また、ページの表示速度が遅いことは、ユーザーにとって最大のストレス要因の一つです。画像のファイルサイズを圧縮するなど、高速に表示されるための対策は必須です。
ここからは、あなたのランディングページ(LP)を「わかりやすく」、そして「成果の出る」ものへと改善するための具体的なチェックリストを10項目にわたって解説します。一つひとつ確認し、改善のヒントを見つけてください。
ファーストビューとは、ユーザーがページにアクセスして最初に表示される画面のことです。ユーザーはわずか3秒でそのページを読み進めるか、離脱するかを判断すると言われています。ここで「自分に関係がありそうだ」と感じさせることができなければ、その先のコンテンツがどれだけ優れていても読まれることはありません。
効果的なファーストビューは、主に以下の4つの要素で構成されています。自社のLPにこれらの要素が揃っており、かつ一貫性のあるメッセージを伝えられているか確認しましょう。
これらの要素が、スクロールせずに表示される範囲にバランス良く配置されているか、今一度確認してみてください。
キャッチコピーは、ファーストビューの中でも特に重要な役割を担います。ターゲットユーザーがLPを訪れた際に、「これはまさに私のためのメッセージだ!」と感じさせることができれば、続きを読むモチベーションを格段に高めることができます。
ターゲットに響くキャッチコピーを作成するには、以下の3つのポイントを意識することが有効です。
| 改善前(悪い例) | 改善後(良い例) |
|---|---|
| 高性能な営業支援ツール | 残業時間を月20時間削減!トップ営業のノウハウを凝縮した営業支援ツール |
| 英語が話せるようになる教材 | 1日15分の学習で、3ヶ月後には海外旅行で困らない英会話力が身につく |
ユーザーは自身の悩みや課題を解決するためにLPを訪れています。そのため、いきなり商品の説明を始めるのではなく、まずは「あなたの悩みを理解していますよ」という共感の姿勢を示すことが極めて重要です。共感を通じてユーザーとの心理的な距離を縮め、信頼関係を築くことで、その後の提案が受け入れられやすくなります。
共感パートでは、以下のような表現が効果的です。
ユーザーが普段感じているであろう悩みや不満を、彼らが使う言葉で具体的に描写することで、「そうそう、それが言いたかったんだ!」という深い共感を得ることができます。この共感が、LPを最後まで読み進めてもらうための強力なエンジンとなります。
ユーザーが本当に求めているのは、商品やサービスの「機能(特徴)」そのものではなく、それによってもたらされる「理想の未来(ベネフィット)」です。多くのLPは機能の説明に終始しがちですが、それではユーザーの心は動きません。
例えば、高画質なカメラのLPで「2,000万画素の高解像度センサー搭載」とだけ伝えても、専門家でなければその価値はわかりません。そうではなく、「お子さんの輝く笑顔を、まるで目の前にいるかのように鮮明に残せます」と伝えることで、ユーザーは自分自身の未来として価値を実感できるのです。
自社のLPが「特徴」ばかりを語っていないか、以下の表を参考にチェックしてみましょう。
| カテゴリ | 特徴(Feature) | ベネフィット(Benefit) |
|---|---|---|
| ダイエット食品 | 低カロリー設計 | 無理な食事制限なく、昔履いていたジーンズが似合う体型を目指せる |
| プロジェクト管理ツール | タスクの可視化機能 | チームの進捗がひと目でわかり、無駄な会議や報告業務から解放される |
| マットレス | 体圧分散性に優れた素材 | 朝、腰の痛みで悩むことなく、スッキリと目覚められる毎日が手に入る |
企業が自社の商品やサービスをどれだけ「素晴らしい」とアピールしても、ユーザーは「売り手だからそう言うのは当たり前だ」と懐疑的に捉えることがあります。そこで重要になるのが、第三者からの客観的な評価、すなわち「お客様の声」や「導入実績」です。これらは「社会的証明」と呼ばれ、ユーザーの不安を解消し、購入を後押しする強力な要素となります。
LPの制作者は、自社の商品やサービスについて豊富な知識を持っています。しかし、その知識をそのままユーザーに伝えようとすると、無意識のうちに専門用語や業界用語を多用してしまいがちです。ユーザーは知らない言葉が出てきた瞬間に思考が停止し、ページから離脱してしまいます。
LPの文章は、ターゲット層の中で最も知識レベルが低い人に合わせるのが原則です。「中学生が読んでも理解できるか」を一つの基準にすると良いでしょう。
どうしても専門用語を使わなければならない場合は、必ずその直後に注釈を入れたり、身近なものに例えたりする工夫が必要です。
例:「当社のサーバーは冗長化されており…」→「当社のサーバーは、万が一の故障に備えて常に予備が待機している二重構造になっているので、サービスが停止する心配はありません。」
CTA(Call To Action)は、ユーザーに具体的な行動を促すためのボタンやリンクのことで、LPの成果を左右する心臓部です。CTAがわかりにくかったり、魅力的でなかったりすると、せっかく商品に興味を持ったユーザーもコンバージョンに至りません。
ユーザーが「申し込もう」と決意して入力フォームにたどり着いても、その項目が多すぎると「面倒くさい」と感じて入力をやめてしまいます。これは「フォーム落ち」と呼ばれ、コンバージョンにおける最大の離脱ポイントの一つです。
入力フォームの項目は、コンバージョン後のアクションに本当に必要な情報だけに絞り込みましょう。例えば、メールマガジンの登録であれば、メールアドレスだけで十分なはずです。住所や電話番号は、後から必要になったタイミングで聞けば問題ありません。
今や、Webサイトへのアクセスの大半はスマートフォンからです。PCでは見やすくても、スマートフォンで見たときに文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくかったりすると、ユーザーは即座に離脱してしまいます。LPは「スマートフォンファースト」で設計することが大前提です。
ページの表示速度は、ユーザー体験に直接影響します。Googleの調査によると、ページの表示に3秒以上かかると、53%以上のユーザーが離脱するというデータもあります。せっかく広告をクリックしてもらっても、ページが表示される前に離脱されてしまっては、広告費が無駄になってしまいます。
また、表示速度はGoogleの検索順位を決める要因の一つでもあり、SEOの観点からも無視できません。
Googleの「PageSpeed Insights」などの無料ツールを使えば、自社のLPの表示速度を計測し、具体的な改善点を知ることができます。主な改善策としては、以下のようなものが挙げられます。
本記事では、ランディングページをわかりやすく改善するための10のチェックリストと3つの大原則を解説しました。わかりやすいLPはユーザーの離脱を防ぎ、コンバージョン率を向上させるため、企業の売上に直接貢献します。今回ご紹介したチェックリストを参考に、ファーストビューやキャッチコピー、CTAボタンなどを一つずつ見直してみてください。小さな改善を積み重ね、成果の出るランディングページを目指しましょう。
Atsushi
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