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WEB Marketing Journal

LP

2023.3.10

【初心者】ランディングページ(LP)の作り方

ランディングページを作る際の手順は、ホームページやコーポレートサイトなどのWebサイトとは少し異なります。

今回はランディングページを作る際の基本のポイントを抑えてご紹介します。

1.目的を決める

まずはランディングページを作る目的を明確に決めましょう。

作る目的というのは、ユーザーにどのような行動を取ってほしいかを指します。
例えば、

  • 商品を購入してもらう
  • 問い合わせをしてもらう
  • 資料請求をしてもらう
  • 会員登録をしてもらう

などが目的にあたります。これをCV(コンバージョン)といいます。

目的を明確にすることでLPの方向性が定まります。

このような最終的な目標をKGI(Key Goal Indicator)「重要目標達成指標」といいます。

2.ターゲットを決める

目的を決めたら次はターゲットを決めます。

ランディングページでは、ある特定のターゲットをイメージしながら興味・関心を持ってもらい、コンバージョンに繋がる訴求をする必要があります。

そのため、ターゲットはできるだけ具体的な人物像を設定します。
そうすることで効果的な訴求方法や構成、デザインを作ることが出来ます。

このように具体的な人物像をペルソナといいます。
以下がペルソナの例です。
より具体的であるほど目的や方向性が明確になります。

名前:山田太郎

年齢:30歳

職業:会社員

性格:負けず嫌いで、数奇な発想をしやすい。自分よりも他人を優先して行動し、人付き合いが得意。

趣味:読書、映画鑑賞、旅行、料理 家族構成:妻と子供1人

3.LPの構成を決める

次はLPの構成を決めます。

LPの特徴として、縦に長い1枚のページという点が挙げられます。
縦に長い理由は上から下に向かって、作り手の理想的な順番で情報を伝えるためです。

そして、伝える順番が重要なポイントです。
LPの構成の基本の順番は

  • ファーストビュー
  • ボディ
  • クロージング

この3ブロックに分けられ、基本的にはこの順番で構成されています。

詳しいLPの構成や要素について知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。

4.コンテンツを作成する

構成が決まればコンテンツを作成していきます。
下記がコンテンツの主な内容です。

どのようなコンテンツを取り入れればよいか悩んだ場合はこちらの表を参考にしていただくのがおすすめです。

ブロックセクション役割・意味
ファーストビュービジュアル素材商品・サービスを連想させる。
キャッチコピーベネフィット(得られる価値)を伝える。
ボディ問題提起・共感自分に関連のあることだと関心をもたせる。
解決策問題を解決できる根拠を示す。
特徴・魅力サービス・商品のメリットや特徴を伝える。
お客様の声実際の利用者がどのように感じているかを見せて
自分に置き換えて想像してもらう。
FAQよくある質問を載せて疑問や不安を解消する。
ご利用の流れ商品やサービスの導入までをわかりやすく見せる。
客観的事実自社の主張ではなく他社からの評価を提示することで
信頼性を向上させる。(〇〇で3冠達成!XXでNo.1!など)
クロージングオファーユーザーにとってメリットのあるオファーを訴求する。
(初月無料!今だけ半額!など)
CTA求める行動へと導く。
フォーム実際に行動してもらう。

5.デザインを作成する

ランディングページのデザインは比較的自由度が高いのが特徴です。
ですがコンバージョンを獲得していくためには、守るべきポイントがいくつかあります。

ーターゲットに沿ったデザイン

デザインはターゲットとするユーザーの目線に合わせて、商品やサービスのコンセプトに沿ったものにしましょう。
イメージとかけ離れたデザインだとユーザーは自分が利用している想像ができず、離脱する可能性が高くなります。

ーファーストビューでターゲットを惹きつける

LPの中でも最も重要な箇所がファーストビューです。
ファーストビューを見ただけで離脱するユーザーは70%以上と言われています。
ベネフィットをいかに上手くファーストビューで表現するかがコンバージョン獲得のカギになります。

ーCTAはデザインに馴染みすぎない、認識しやすいデザインにする

CTAボタンのデザインのコツとしては、
・影をつけて立体感を出したり、三角や矢印マークを入れる
・ボタンの表示名は行動を動詞にした文言を使用する
などが挙げられます。

6.コーディングをする

ブラウザで表示できるようにコーディングを行います。
LPは定期的に分析して修正を行うので、編集や修正をしやすいコーディングが望ましいです。

コーディングはPCとスマホどちらでも適切なサイズで表示できるレスポンシブコーディングを行うことが多いですが、最近はスマホ対応の縦長デザインのみで余白の背景にデザインが施しているLPもよく見られます。予算やターゲット層によってはスマホ対応のみでも問題ありません。

7.公開・運用・効果測定

LPを完成させたら、パソコンとスマートフォンの画面でレイアウト崩れなどをチェックします。

LP公開後は、Googleアナリティクスやヒートマップツールなどのアクセス解析ツールを用い、PDCAサイクルを繰り返しながら効果を測定していきましょう。
改善を積み重ねていくことで、より良い成果が得られるはずです。

8.作る際の注意点

ー定期的な改善が必要

HPなど一般的なWebサイトと同様に、LPにおいても作ったら終わりではなく、結果を確認しながら改善してより良いページにしていく必要があります。

ーベネフィットを伝える

LPにおいてはベネフィットを伝えることが非常に重要です。
どうしても商品・サービスの特徴やメリットをたくさん伝えがちになりますが、要所ではしっかりとベネフィット(恩恵:どのような結果、未来が得られるか)を伝えましょう。

ー流入元はどこか

LPを制作する際はほとんどの方が広告も同時に運用されるかと思います。
広告を出さない場合はSNSで宣伝をするなど媒体はさまざまかと思いますが、流入元によってユーザーの温度感が異なるため、流入元を想定してLP制作を進めましょう。

まとめ

ここまでLPの作り方についてご紹介しました。
LPを作る上で重要なポイントは、目的を明確にすることベネフィットを伝えることだと思っています。
どんなにおしゃれでかっこいいデザインでも、目的やターゲットに沿っていなければ結果はついてきません。まずは基本のポイントを抑えてLP制作を進めてみてください。

この記事を書いた人

カゲヤマ

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