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Shopify

2023.6.06

【応用編】Shopifyの送料設定と送料削減テクニックをご紹介

本記事では、Shopifyの送料設定の応用編として、ローカルデリバリーや店舗受け取りの際の設定についてご紹介します。

また、送料の削減テクニックについても解説しています!送料を削減することや効率的な配送を行うことは顧客満足度を上げるだけでなく、売上に大きく影響する部分ですのでしっかりと理解をしておきましょう。

1.商品ごとに送料を変えて設定する

まずは商品ごとに送料を設定する方法です。特定の商品だけ特別な送料を設定したい場合に使います。

新しいプロファイルを作成する

配送と配達ページを開き、新しいプロファイルを作成するをクリックします。

商品の追加とエリアの設定

新しいプロファイルの名前を設定します。ここは「壊れやすい商品」など自身でわかりやすい名前を設定してください。

次に、商品を追加します。商品を追加するをクリックすると、商品が選択できます。

最後に、エリアを作成します。これは基本の送料設定と同じように設定してください。

2.ローカルデリバリー設定

ローカルデリバリーとは、店舗から直接お客様のもとに配達を行う方法です。
ローカルデリバリーを利用する場合は設定を行います。

手順

  1. 配送と配達ページのローカルデリバリーセクションで、ローカルデリバリーを可能にしたいロケーションの横の [管理する] をクリックします。ロケーションが複数ある場合は、[さらに見る] をクリックしてすべてのロケーションを表示します。

  2. [このロケーションではローカルデリバリーを提供しています] を選択します。

  3. 配達エリアセクションで、次のいずれかの方法で配達エリアを設定します。
    ・配達範囲を設定する:
     a.単位を選択し、配送元から配送可能な距離を入力します。距離は160キロメートルまたは100マ   イル未満に設定する必要があります。
     b.[近隣の州や地域を含める] を有効にするかどうかを選択します。

    ・郵便番号を使用する: 配達先の郵便番号のリスト (最大3000文字) をカンマとスペースで区切って入力します。あるグループの郵便番号を含めるには、最初の文字の後にアスタリスクまたはスペースを追加して、郵便番号の範囲を示します。

  4. オプション: 特定の金額以上の注文に限って配達を行う場合は、最低注文価格セクションでその金額を入力してください。

  5. 配達料金を入力します。無料で配達する場合は0と入力します。

  6. オプション: 配達情報セクションで、ローカルデリバリーサービスの詳細を記載したお客様へのメッセージを入力します。

  7. [保存] をクリックします。

    引用:Shopify「ローカルデリバリーオプションを設定する」

3.店舗受取りの設定

店舗受取りが可能な場合は設定を行います。
店舗受取りは送料がかからないため、自動的に配送料が無料に設定されます。

手順

  1. 店舗受取を提供していますにチェックを入れる

  2. 受取予定時間に商品の準備をするのに必要な時間を選択します

  3. 受取手順は商品が準備が完了したら顧客に通知されるメッセージです。
    来店時に何をすべきかなどを入力します。

すべて入力が終われば、保存を押し設定完了です。

3.配送業者の選定ポイント

送料を設定するにあたって、適切な配送業者を比較して選定することが重要です。配送業者の比較と選定のポイントを押さえて送料を最適化しましょう。

配送範囲

配送業者がカバーしている地域や国の範囲を確認し、自分のターゲットとするエリアに配送できるかどうかをチェックしましょう。

配送オプション

配送業者が提供している配送オプション(例: エクスプレス配送、追跡番号の提供、配達日時指定など)を確認し、自分の顧客のニーズに合ったオプションを選ぶことが重要です。

価格

配送業者の料金体系を比較しましょう。送料だけでなく、燃料サーチャージや追加オプションの料金なども含めて総合的に考慮し、コスト面でも最適な業者を選びましょう。

取扱商品の制約

配送業者が制約を設けている特定の商品(例: 危険物、生鮮食品など)についても確認しましょう。自分の商品に制約がないかどうかを確認することが重要です。

配送オプションの有無

業者が提供する配送オプションが自分のビジネスモデルと合うかどうかを確認しましょう。
例えば、大量の小包を発送することが多い場合、料金が割安になるなどのサービスがある業者を選ぶことが重要です。

配送スピード

顧客は速い配送であることに魅力を感じるので、配送スピードも重要な選定基準の一つです。
業者によっては、追加料金を支払うことで配送スピードを上げるオプションもあります。

保険と追跡サービス

配送業者が保険と追跡サービスを提供しているかどうかも確認しましょう。このサービスは、商品が損失や破損した場合のリスクを軽減できるため、確認しておきたいポイントです。

Shopifyとの親和性

Shopifyと連携できる配送業者を選ぶと配送プロセスを自動化し、時間と労力を節約することができるため便利です。

これらのポイントを踏まえながら、複数の配送業者を比較し、自分のビジネスに最適な業者を選定しましょう。

5.送料削減のためのコツ

オンラインショップを運営するにあたって送料が利益に与える影響は非常に大きいですよね。
ここでは送料を削減するためのテクニックと交渉術をご紹介します。

送料削減のテクニック

  • パッケージのサイズと重さの最適化
    配送業者は、パッケージのサイズと重さを基に送料を計算します。不要な包装を減らすことで重さを削減し、パッケージのサイズを最小限に抑えることで無駄な送料を削減しましょう。
  • 配送業者の比較
    前述したとおり、配送業者の比較は必須です。配送業者によっては、同じサービスでも異なる料金の場合もあるため、複数の業者を比較し、最もコスト効率の良い業者を選びましょう。
  • 無料配送と顧客負担の組み合わせ
    一定の注文額以上で無料配送を提供するなど、送料を顧客に一部負担させる方法もあります。
    これは送料の負担を軽減するだけでなく販売を促進する効果もあります。

6.送料の交渉術

次に送料の交渉方法についてです。どのように配送業者に交渉すればよいかわからず困っている場合は参考にしてみてください。

ビジネスの規模を強調

配送量の多さを強調して交渉の材料にする方法です。大量の依頼を提供できることは、配送業者にとってもメリットであり、料金削減の有力な交渉材料となります。

競合他社の料金を引き合いに出す

他の配送業者から見積もりを取り、その情報を使って現在の業者と交渉します。これにより、現在の業者が他社よりも安くしてくれるか、またはより良いサービスを提供してくる可能性が高まります。

長期契約

定期的な依頼を確実にできる場合は、交渉材料として利用できます。長期契約を結ぶことで、配送業者は安定した売上を確保できるため、割引をしてもらえる可能性があります。

これらのテクニックと交渉術を駆使して、送料を最適化し、利益のを最大化を目指しましょう。

ただし、ご紹介した方法が必ず送料削減できるということではないので、ご自身のビジネスと配送方法を照らし合わせて最適な方法を選ぶための参考にお使いください!

まとめ

送料の設定は自社の商品やサービスに最適な方法を選ぶことも重要ですが、顧客の満足度向上のためにも非常に重要なポイントです。
カートに商品を追加したら思いの外送料が高くて購入をやめられてしまうことほど、もったいないことはないですよね。自社と顧客の双方に最適な送料を設定することが利益を最大化するための方法の一つといえると思います。
ぜひ、この記事を送料設定の際の参考にしてみてください。

この記事を書いた人

カゲヤマ

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