LP
2023.1.20
WEB Marketing Journal
今回は健康食品LPのファーストビューにフォーカスして、私がいいなと思ったLPを勝手に紹介していきます。
ファーストビューは顧客を引きつけるために最も重要な箇所と言っても過言ではありません。ファーストビューを制すものはLPを制す。それでは3つのLPのファーストビューを紹介していきます!
LP全般の構成についての記事はこちらで解説しています。
まず1つ目に紹介するのはケンプリア生エキス青汁RICH GREENのLPです。
LPはこちら
商品販売LPでは、ファーストビューに実際の商品画像を使うことをオススメします。
なぜなら実際の商品写真のほうがより具体的にイメージしやすくなるからです。
このLPでは青汁の実物写真をセンターに大きく掲載することではっきりと商品のイメージができ、自分が飲む場面も自然と想像できます。また、この青汁のアピールポイントである「生搾り」についても実写の画像を用いることでリアルさが伝わってきますね!
キャッチコピーはLPに訪問した際に真っ先に目に入るテキストで、ユーザーに訴求できるポイントがいくつもあります。
特にキャッチコピーで一番重要なのはベネフィットで、つまり『ユーザーがどのような恩恵を受けられるか』がひと目見てわかることです。
その商品を手に入れたあとのユーザーの未来をしっかりと伝えることで、行動を起こしてもらいやすくなります。
ここでのベネフィットは「内側からキレイを目指す人へ」です。
このLPでは少し控えめですが、体の中からキレイになれるというユーザーにとっての恩恵を、簡潔にわかりやすく訴求しています。
ニーズでは、商品の特徴、強みを伝えます。
ここで注意することは、たくさんの情報を乗せすぎてしまうことです。
アピールしたい点はたくさんあるかもしれませんが、ニーズを絞って簡潔にわかりやすく伝えることが重要です。
このLPでは「生きた酵素がたっぷりの生搾り青汁」を強調してこの商品の特に伝えたいアピールポイントをしっかりと表現できています。
客観的事実の訴求とは、お客様満足度などの客観的な評価のことです。
このLPにはファーストビュー右上に「愛され続けて継続率94%」とあります。
何気なく目に入る程度かもしれませんが潜在的に意識されるポイントです。
ユーザーにとってお得なオファーをファーストビューにもってくることで、ここを見ただけで申し込みをするユーザーもでてきます。
初めての方限定キャンペーントライアルセットが初回半額以下の500円。
すごくお得な感じがしますね。
また、トライアルセットがどのような内容なのかも写真付きで紹介されているためわかりやすいです。
ユーザーの求める情報がすべて詰まっている良いデザインだと感じました。
有名なモデルさんや有名人も利用している、テレビで紹介された、などの情報はユーザーの心を動かすポイントです。
基本的にユーザーはネットでのお買い物に少なからず不信感を抱いているので、安心できる材料をできるだけ多く提示することが重要です。
「あの著名人も飲んでいる!」「リンネルに掲載されました」とあることで、ユーザーの不信感を拭うことができます。
さらに、ユーザーが好きなモデルやよく読む雑誌などで紹介されていた場合はより関心を持ってもらいやすく効果的でしょう。
こちらのLPはファーストビューに無駄がなく、かつ、重要な要素を漏らさず取り込んでいる点が汎用性が高く、良いデザイン、良い見せ方だと思いました。
2つ目に紹介するLPは、言わずとしれた自然食研・しじみ習慣のLPです。
ファーストビューにドカンとコンバージョンを用いているのが最大の特徴です。
しじみ食研のLPはこちら
まず、先程の青汁と同じようにこちらも商品の実際の写真を使用していますね。商品販売LPにおいてはほぼ必須だと言えるでしょう。
そして、なんと言ってもファーストビューのキャッチコピーが「しじみ習慣2箱無料プレゼント!」
そして「2箱無料で受け取る」というCTA。
このインパクトが最大の特徴ですね。
知名度がある商品かつ無料という大きなメリットがある商品の為せる技かもしれませんが、これは申し込んでしまうなぁと思いました。
インパクトのあるオファー訴求内容の下にしっかりと、販売実績や満足度を掲載することで申し込みへの後押しとなっています。
メインビジュアルのしじみを煮出している画像、濃縮後の液状の様子、実際の粒状の商品を非常に上手くみせています。
画面からしじみのにおいがしてきそうなほどしじみの濃さを感じられる素晴らしいデザインだと感じました。
このしじみ習慣のLPは知名度を生かして特徴やニーズなどの情報(ワード)をほとんどファーストビューに入れずに、コンバージョンに特化している点が特徴だと感じました。
LPの長さも非常にコンパクトな点も特徴として挙げられます。
ある程度知名度に自信がある商品の場合や強いオファー訴求ができる場合、インパクトを与えたい場合などに効果的な見せ方です。
3つ目に紹介するLPは仁川薬品のリズムハーブ”S”のLPです。
リズムハーブ”S”のLPはこちら
まず目に飛び込んでくるのは大きな文字で書かれている「便秘・宿便」ですよね。
ここまで大きく、かつ一番上に書かれていると絶対に目に留まるかと思います。
LPというのはニーズが顕在化しているユーザーが集まる性質があるため、このLPに辿り着いている方は便秘やお通じに悩んでいる方が大半であると想像できます。
そこで、この大きな見出しを記載することによってユーザーは自分がたどり着きたいページで合っている、と瞬時に判断させるために非常に効果的だと思いました。
基本的なLPの構成としては共感や問題提起はボディ部分で記載しますが、このLPではファーストビューでユーザーの抱えていそうな悩みをたくさん記載しています。
ファーストビューは商品の情報が多すぎても離脱してしまいやすい箇所ですが、ユーザーが抱えているお悩みを的確なイラストを交えて表現しているため、ユーザーとの距離が一気に縮まるような印象を受けました。
ファーストビューで離脱していないユーザーはある程度購入に気持ちが傾いているユーザーだと想像できます。
そこで、ユーザーの購入欲が高まっているポイントを逃さず、すぐにオファー訴求としてコンバージョンを設置している点がLPの特性を上手く利用しています。
また、オファーが2種類ある点もポイントですね。
ユーザーの悩みに共感できる要素がたくさんある場合やイラストを使って表現をしたい場合はこのようなLP構成が有効です。
以上、3つのLPを私の独自の感想とともにご紹介いたしました。
これらのLPにはそれぞれ異なった要素が詰め込まれているので、思ったよりコンバージョンが伸びない場合は、イメージや目的に合った要素を上手く取り入てみてください。
この記事がみなさんのコンバージョン獲得増加に繋がると嬉しいです。
ぜひ健康食品LPのファーストビュー作成の際に参考にしてみてください!
カゲヤマ
集客についておなやみの方、
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