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Wordpress

2024.9.27

【初心者向け】ホームページ制作!WordPressで簡単ステップバイステップガイド

「ホームページを作りたいけど、何から始めればいいか分からない…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。この記事では、初心者の方でもWordPressを使って簡単にホームページを作成できるステップバイステップガイドをご紹介します。

費用を抑えながら、SEOに強く、自分だけのオリジナルデザインのホームページを公開するまでの道のりを分かりやすく解説します。

GMOペパボ株式会社が提供するWordPress簡単インストール機能付きレンタルサーバー「ロリポップ!レンタルサーバー」や、無料テーマ「Cocoon」など、おすすめツールもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでホームページ作成を成功させましょう。

1. WordPressでホームページを作るメリット

WordPressは、世界中で最も利用されているコンテンツマネジメントシステム(CMS)の一つであり、初心者からプロまで、幅広いユーザーに利用されています。数あるホームページ作成ツールの中で、WordPressを選ぶメリットは一体何なのでしょうか?

ここでは、WordPressでホームページを作るメリットを5つに絞って解説します。

1.1 1. 低コストで始められる

WordPress自体は無料で利用できます。ホームページ作成に必要な費用は、サーバーレンタル料とドメイン取得費用のみで、月々1,000円程度から始めることが可能です。これは、専門業者にホームページ制作を依頼する費用と比較すると、圧倒的に低コストと言えるでしょう。

  • 無料のCMS:WordPressはオープンソースソフトウェアであるため、無料でダウンロードして利用することができます。
  • 豊富な無料テーマ:無料でもクオリティの高いテーマが多数公開されており、デザインや機能面で費用を抑えることができます。

もちろん、より高機能な有料テーマやプラグインを利用すれば、さらに費用はかかりますが、予算に合わせて柔軟に選択できる点は大きなメリットと言えるでしょう。他のホームページ作成サービスと比較しても、WordPressはコストパフォーマンスに優れていると言えます。

1.2 2. デザインの自由度が高い

WordPressには、無料・有料合わせて数多くのテーマが存在します。テーマとは、ホームページのデザインやレイアウトを決定するテンプレートのようなものです。

シンプルなものからスタイリッシュなもの、ビジネス向け、ブログ向けなど、様々なテーマから自分のイメージに合ったものを選ぶことができます。

もちろん、HTMLやCSSの知識があれば、テーマをカスタマイズして、よりオリジナリティ溢れるホームページを作成することも可能です。

  • 豊富なテーマ:世界中のデザイナーによって作成された、数千種類以上のテーマから選ぶことができます。シンプルなものから高機能なものまで、様々なニーズに対応するテーマが存在します。
  • カスタマイズの柔軟性:テーマは、コードを編集することで自由にカスタマイズすることができます。HTMLやCSSの知識があれば、自分だけのオリジナルデザインに仕上げることも可能です。

このように、WordPressでは、初心者でも簡単にプロ並みのデザインのホームページを作成することができます。デザインにこだわりたい方も、そうでない方も、WordPressならきっと満足のいくホームページを作ることができるでしょう。

1.3 3. SEOに強い

SEO(Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化のことで、Googleなどの検索結果でより上位に表示されるように、ウェブサイトの構造やコンテンツを調整する施策のことです。WordPressは、SEOに強く、検索エンジンからのアクセスを集めやすいCMSとして知られています。

これは、WordPressが、SEOに最適化された構造や機能を備えているためです。

  • SEOに最適化された構造:WordPressは、クリーンなコードで記述されており、検索エンジンがページの内容を理解しやすい構造になっています。また、パーマリンク設定やメタディスクリプション設定など、SEOに効果的な機能が標準装備されています。
  • SEO対策プラグインの充実:WordPressには、「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」など、SEO対策に特化したプラグインが数多く存在します。これらのプラグインを利用することで、より高度なSEO対策を施すことが可能です。

SEO対策は、ホームページへのアクセス数を増やし、ビジネスの成功に大きく貢献します。SEOに強いWordPressは、ホームページをビジネスに活用したいと考えている方にとって、最適な選択肢と言えるでしょう。

1.4 4. 更新が簡単

WordPressは、専門知識がなくても、ブログ感覚で簡単にホームページの更新を行うことができます。文章の編集、画像の挿入、ページの追加など、直感的な操作で行うことができます。また、WordPressには、記事の予約投稿機能や下書き保存機能など、便利な機能が備わっており、効率的にホームページを更新することができます。時間がない方や、ITスキルに自信がない方でも、安心してホームページの運営を行うことができます。

  • 直感的な管理画面:WordPressの管理画面は、非常に使いやすく設計されています。専門知識がなくても、簡単にホームページの内容を更新することができます。
  • 豊富な更新機能:文章の編集、画像の挿入、ページの追加など、ホームページの更新に必要な機能がすべて揃っています。また、記事の予約投稿機能や下書き保存機能など、便利な機能も充実しています。

ホームページは、一度作成したら終わりではなく、常に最新の情報に更新していくことが重要です。WordPressは、更新作業を簡単にすることで、ホームページの鮮度を保ち、ユーザーの利便性を向上させることができます。

1.5 5. 情報が豊富

WordPressは世界中で利用されていることから、インターネット上に情報が豊富に存在します。使い方で困ったことがあっても、検索すればすぐに解決策が見つかるでしょう。また、WordPressに関する書籍も多数出版されており、初心者の方でも安心して学習を進めることができます。

  • 活発なコミュニティ:WordPressには、世界中に広がる巨大なコミュニティが存在します。フォーラムやSNSグループなどを通じて、他のWordPressユーザーと情報交換したり、質問したりすることができます。
  • 豊富な学習資料:WordPressに関する情報は、インターネット上に無数に存在します。ブログ記事、チュートリアル動画、オンライン講座など、自分に合った学習方法で、WordPressの使い方を学ぶことができます。

ホームページ作成は、初めての方にとっては、わからないことだらけです。WordPressは、情報量の多さという点においても、初心者の方に優しいCMSと言えるでしょう。困ったときに頼れる情報源があることは、安心してWordPressを使い始めるために、非常に重要な要素です。

これらのメリットから、WordPressは、コストを抑えながら、自由度の高いホームページを簡単に作成・運営したいと考えている方にとって、最適な選択肢と言えるでしょう。ホームページ作成を検討されている方は、ぜひWordPressの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

2. ホームページ作成の準備

WordPressを使ってホームページを公開するには、いくつかの準備が必要です。具体的には、ホームページのデータを置く「サーバー」のレンタル、インターネット上の住所にあたる「ドメイン」の取得、そしてWordPress本体のインストールという3つのステップを踏みます。これらのステップを順番に見ていきましょう。

2.1 サーバーをレンタルする

サーバーとは、ホームページのデータを保管し、インターネット上に公開するためのコンピューターのことです。個人でサーバーを用意するのは難しいので、一般的にはレンタルサーバーを利用します。

2.1.1 おすすめサーバー

数あるレンタルサーバーの中でも、WordPressを使ったホームページ作成におすすめのサービスをいくつかご紹介します。これらのサービスは、初心者でも使いやすく、WordPressに最適化された環境を提供しています。

サービス名特徴サイトURL
エックスサーバー国内最大級のシェアを誇るレンタルサーバー。安定性と速度に定評があり、初心者からプロまで幅広く支持されています。WordPressの簡単インストール機能も備えています。xserverはこちら
ロリポップ!低価格ながらも高機能なレンタルサーバー。初心者向けのプランから、大規模サイト向けのプランまで幅広く用意されています。WordPressの自動インストール機能も利用できます。ロリポップはこちら

これらのレンタルサーバーは、いずれもWordPressのインストールを簡単に行える機能が用意されています。また、わからないことがあれば、サポートに問い合わせることも可能です。

2.2 ドメインを取得する

ドメインとは、インターネット上の住所にあたるものです。ホームページにアクセスしてもらうためには、独自ドメインを取得する必要があります。ドメインは、世界に一つしか存在しないため、早めの取得がおすすめです。

2.2.1 ドメインの選び方

ドメインを選ぶ際には、以下のポイントを踏まえると良いでしょう。

  • わかりやすさ:ホームページの内容をイメージしやすい、覚えやすいドメイン名を選びましょう。
  • 短さ:短く簡潔なドメイン名は、ユーザーが入力しやすく、覚えやすいためおすすめです。
  • 拡張子:.comや.netなど、一般的な拡張子を選びましょう。

ドメインは、お名前.comやムームードメインなどのドメイン登録サービスを利用して取得することができます。取得したドメインは、レンタルサーバーと紐づけることで、ホームページのアドレスとして利用できるようになります。

2.3 WordPressをインストールする

サーバーとドメインの準備ができたら、WordPressをインストールします。最近のレンタルサーバーでは、管理画面から簡単にWordPressをインストールできる機能が提供されていることが多いです。

2.3.1 インストール方法

具体的なインストール方法は、利用するレンタルサーバーによって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。

  1. レンタルサーバーの管理画面にログインする。
  2. 「WordPress簡単インストール」などのメニューを選択する。
  3. インストールするドメインを選択し、必要事項を入力する。(ブログ名、ユーザー名、パスワードなど)
  4. インストールボタンをクリックする。

インストールが完了したら、設定したユーザー名とパスワードでWordPressの管理画面にログインできるようになります。WordPressの管理画面から、ホームページのデザインやコンテンツを編集していくことができます。

これらの手順を踏むことで、WordPressでホームページを作成するための準備が整います。次章からは、WordPressの基本設定について解説していきます。

3. WordPressの基本設定

WordPressをインストールしたら、早速ホームページ作りを始めたいところですが、その前にいくつか設定しておきたい基本設定があります。ここでは、テーマの設定、プラグインの導入、パーマリンクの設定について解説します。

3.1 テーマを設定する

WordPressのテーマとは、ホームページのデザインやレイアウトを決定するテンプレートのようなものです。テーマを変更するだけで、ホームページの見た目をガラリと変えられます。WordPressには、無料テーマと有料テーマの2種類があります。

3.1.1 無料テーマ

無料テーマは、WordPress公式テーマディレクトリなどで配布されているテーマです。コストをかけずにホームページを作成したい場合に最適です。ただし、無料テーマは機能が限られている場合や、デザインのカスタマイズが難しい場合があります。また、サポート体制が整っていない場合もあるため注意が必要です。

テーマ名特徴
Twenty Twenty ThreeWordPress公式のデフォルトテーマ。シンプルで使いやすく、 Gutenberg エディターとの相性が良い。
CocoonSEOに強く、高速表示が特徴の無料テーマ。豊富なカスタマイズオプションが用意されており、初心者でも簡単にデザインを設定できる。
Lightningビジネス向けに設計された無料テーマ。シンプルながらも洗練されたデザインで、企業サイトやブログなどに最適。

3.1.2 有料テーマ

有料テーマは、テーマ販売サイトなどで購入できるテーマです。高機能でデザイン性に優れたテーマが多く、充実したサポート体制が用意されている場合もあります。ただし、無料テーマと比較してコストがかかる点がデメリットです。本格的なホームページを作成したい場合や、安心して利用できるテーマを探している場合は、有料テーマの利用を検討してみましょう。

テーマ名特徴
THE THOR(ザ・トール)SEOに強く、高速表示を追求した有料テーマ。豊富なデザインテンプレートや機能が用意されており、初心者から上級者まで幅広く利用されている。
SWELLブロックエディター(Gutenberg)に完全対応した有料テーマ。直感的な操作で簡単に美しいページを作成できる。
SANGO可愛らしいデザインが特徴の有料テーマ。ブログやアフィリエイトサイトなど、女性向けのホームページ制作に最適。

3.1.3 テーマの選び方

テーマを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • デザイン:自分のイメージに合ったデザインのテーマを選ぶ
  • 機能:必要な機能が備わっているか確認する
  • 使いやすさ:初心者でも簡単に操作できるか確認する
  • SEO対策:SEOに強いテーマを選ぶ
  • サポート体制:充実したサポート体制が用意されているか確認する

様々なテーマを試してみて、自分のホームページに最適なテーマを見つけましょう。

3.2 プラグインを導入する

プラグインとは、WordPressの機能を拡張するためのプログラムです。プラグインを導入することで、セキュリティ対策、SEO対策、アクセス解析など、様々な機能を追加できます。WordPressには、無料プラグインと有料プラグインの2種類があります。

3.2.1 無料プラグイン

無料プラグインは、WordPress公式プラグインディレクトリなどで配布されているプラグインです。コストをかけずにWordPressの機能を拡張したい場合に最適です。ただし、無料プラグインは機能が限られている場合や、サポート体制が整っていない場合もあるため注意が必要です。

プラグイン名機能
Akismet Anti-Spamスパムコメントを自動でブロックするプラグイン。
Contact Form 7お問い合わせフォームを作成できるプラグイン。
Yoast SEOSEO対策に必須のプラグイン。タイトルやメタディスクリプションの設定、サイトマップの作成などが行える。

3.2.2 有料プラグイン

有料プラグインは、プラグイン販売サイトなどで購入できるプラグインです。高機能でセキュリティ面も安心できるプラグインが多く、充実したサポート体制が用意されている場合もあります。ただし、無料プラグインと比較してコストがかかる点がデメリットです。本格的なホームページを作成したい場合や、安心して利用できるプラグインを探している場合は、有料プラグインの利用を検討してみましょう。

プラグイン名機能
EWWW Securityセキュリティ対策の総合プラグイン。不正アクセス防止、脆弱性対策、セキュリティスキャンなど、様々な機能が備わっている。
BackWPupバックアッププラグイン。定期的にデータベースやファイルをバックアップすることで、万が一のトラブル発生時にも安心。
WP Rocket表示速度の高速化プラグイン。キャッシュの生成、画像の遅延読み込みなど、様々な方法でホームページの表示速度を改善する。

3.2.3 プラグインの選び方

プラグインを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

  • 機能:必要な機能が備わっているか確認する
  • 安全性:信頼できる開発元が提供しているか、セキュリティ対策は万全か確認する
  • 互換性:使用しているテーマや他のプラグインとの互換性を確認する
  • サポート体制:充実したサポート体制が用意されているか確認する
  • 更新頻度:定期的に更新されているか確認する

プラグインを導入しすぎると、ホームページの表示速度が低下したり、セキュリティ上のリスクが高まったりする可能性があります。本当に必要なプラグインだけを厳選して導入しましょう。

3.3 パーマリンクを設定する

パーマリンクとは、ホームページの各ページに割り当てられる固有のURLのことです。パーマリンクは、SEO対策において重要な要素の一つです。WordPressでパーマリンクを設定する方法を解説します。

3.3.1 パーマリンクの構造

パーマリンクは、以下の要素で構成されます。

  • プロトコル:http://またはhttps://
  • ドメイン名:example.com
  • ディレクトリ名:/category/、/2023/など
  • ファイル名:page.html、post.htmlなど

例えば、「https://example.com/category/post-name/」というパーマリンクの場合、「https://」がプロトコル、「example.com」がドメイン名、「/category/」がディレクトリ名、「post-name/」がファイル名になります。

3.3.2 パーマリンクの設定方法

WordPressの管理画面にログインし、「設定」→「パーマリンク設定」の順にクリックします。パーマリンク設定画面が表示されたら、以下のいずれかの設定を選択します。

  • シンプル:https://example.com/?p=123 のような形式のパーマリンクになります。SEOには不向きです。
  • 日付と投稿名:https://example.com/2023/10/26/sample-post/ のような形式のパーマリンクになります。日付が変わるたびにURLも変わるため、SEOにはやや不向きです。
  • 月と投稿名:https://example.com/2023/10/sample-post/ のような形式のパーマリンクになります。日付が変わるたびにURLも変わるため、SEOにはやや不向きです。
  • 投稿名:https://example.com/sample-post/ のような形式のパーマリンクになります。SEOに最適な形式です。
  • カスタム構造:任意のタグを使って、独自のパーマリンク構造を設定できます。

SEO対策の観点から、パーマリンクは「投稿名」形式で設定することをおすすめします。また、パーマリンクには、ページの内容を分かりやすく表すキーワードを含めるようにしましょう。パーマリンクを設定したら、「変更を保存」ボタンをクリックして設定を保存します。

パーマリンクは、WordPressの基本設定の中でも特に重要な設定の一つです。正しく設定することで、SEO効果を高め、ユーザーにとっても分かりやすいホームページを作成できます。

4. ホームページのコンテンツ作成

4.1 ページを作成する

4.1.1 固定ページと投稿ページの違い

WordPressでページを作成するには、「固定ページ」と「投稿ページ」の2種類があります。どちらを使うかは、作成するページの内容によって異なります。

種類説明用途
固定ページ時間軸に関係なく、常に一定の内容を表示するページ会社概要、サービス紹介、お問い合わせなど
投稿ページブログ記事のように、時系列で新しい情報が上に表示されるページお知らせ、ブログ記事など

例えば、会社の理念やサービス内容を紹介するページは「固定ページ」として作成し、日々の活動や最新情報などを発信するページは「投稿ページ」として作成します。ホームページの目的や構成に合わせて、適切なページの種類を選びましょう。

4.2 文章を作成する

ホームページでユーザーに情報を伝えるためには、文章作成が欠かせません。ここでは、SEOに強く、ユーザーにとって読みやすい文章を作成するポイントを紹介します。

4.2.1 SEOに強い文章作成のコツ

  • キーワードを盛り込む

ユーザーが検索する際に使う可能性のあるキーワードを、自然な形で文章中に盛り込みましょう。ただし、キーワードを詰め込みすぎると、不自然な文章になり、SEO効果が下がる可能性があるので注意が必要です。

  • 見出しタグを使う

見出しタグ(h2、h3など)を使って文章を構造化することで、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても理解しやすい文章になります。見出しは、文章の内容を簡潔に表すようにしましょう。

  • 簡潔で読みやすい文章にする

一文は短く、句読点を適切に使い、改行を効果的に取り入れることで、読みやすい文章になります。難しい専門用語は避け、誰にでも理解できる言葉で表現しましょう。

4.3 画像を設定する

画像があると、ホームページがより魅力的になり、ユーザーの滞在時間を延ばす効果も期待できます。ここでは、ホームページに適した画像の選択と設定方法について解説します。

4.3.1 画像形式とサイズ

  • 画像形式を選ぶ

ホームページで一般的に使われる画像形式は、「JPEG」「PNG」「GIF」の3種類です。写真など、色の情報が多い画像は「JPEG」、イラストやロゴなど、色の情報が少ない画像は「PNG」、アニメーション効果を加えたい場合は「GIF」が適しています。

  • 画像サイズを調整する

画像サイズが大きすぎると、ページの読み込み速度が遅くなり、ユーザー体験を損ねる可能性があります。画像編集ソフトなどで、ホームページに適したサイズに圧縮してからアップロードしましょう。画像圧縮には、無料のツールを使うこともできます。

https://tinypng.com

4.3.2 画像のSEO対策

  • alt属性を設定する

alt属性とは、画像の内容をテキストで説明するもので、検索エンジンが画像の内容を理解するのに役立ちます。alt属性には、画像の内容を具体的に記述しましょう。例えば、”東京タワーの写真”のように記述します。

  • 画像ファイル名も適切に

画像ファイル名も、画像の内容を表すように設定しましょう。例えば、「tokyo-tower.jpg」のように、具体的なキーワードを含めることが大切です。ファイル名は、英数字とハイフンで構成するようにしましょう。

5. ホームページを公開する

WordPressでホームページを作成したら、いよいよ公開です。しかし、公開前に必ず最終チェックを行いましょう。ここでは、公開前のチェックポイントと具体的な公開手順について解説します。

5.1 公開前の最終チェック

公開前に以下の項目をしっかりと確認しましょう。見落としがあると、後から修正が大変になります。

項目内容
表示確認パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで表示を確認し、レイアウトが崩れていないかチェックしましょう。
リンクチェックページ内のリンク切れがないか、外部リンクが正しく設定されているかを確認しましょう。WordPressテーマによっては、リンク切れをチェックする機能が備わっているものもあります。
誤字脱字チェック公開後、誤字脱字があると信頼を失うことに繋がります。文章は複数回見直し、可能であれば第三者にチェックしてもらうようにしましょう。
お問い合わせフォームの動作確認お問い合わせフォームを設置している場合は、テスト送信を行い、正常に動作するか確認しましょう。
セキュリティ対策セキュリティ対策プラグインを導入し、脆弱性を悪用されないように設定しましょう。
プライバシーポリシーの設置個人情報を扱う場合は、プライバシーポリシーの設置が必須です。個人情報の取得、利用目的などを明記しましょう。
著作権・肖像権の確認画像や文章などを無断で使用すると、著作権法違反になる可能性があります。必ず利用規約を確認し、許可を得てから使用しましょう。

5.2 公開方法

公開前の最終チェックが完了したら、いよいよホームページを公開しましょう。WordPressでホームページを公開するには、大きく分けて以下の2つの方法があります。

5.2.1 1. 「公開」ボタンをクリックする

WordPressの編集画面で、公開したいページまたは投稿の「公開」ボタンをクリックします。これだけで世界中に公開されます。ただし、検索エンジンにインデックスされるまでには時間がかかる場合があります。

5.2.2 2. プラグインを利用する

「Coming Soon」や「Maintenance Mode」などのプラグインを利用すると、公開前にカウントダウンを表示したり、メンテナンス画面を表示したりすることができます。これらのプラグインを利用することで、訪問者に公開までの期間を告知したり、一時的にアクセスを制限したりすることができます。

6. ホームページ運用

ホームページを公開したらそれで終わりではありません。むしろ公開してからが本当のスタートです。ホームページを効果的に運用していくためには、以下の3つの要素が重要になります。

6.1 アクセス解析

アクセス解析とは、ホームページへのアクセス状況を分析することです。アクセス解析を行うことで、以下の様なことがわかります。

  • どのくらいの人がホームページに訪れているのか
  • どのページがよく見られているのか
  • どこからホームページに訪れているのか
  • どんなキーワードで検索してホームページにたどり着いたのか

これらの情報を分析することで、ホームページの改善点や改善策が見えてきます。例えば、あまり見られていないページがあれば、内容を見直したり、アピール方法を変えたりする必要があるかもしれません。また、検索キーワードを分析することで、ユーザーがどんな情報を求めてホームページに訪れているのかを把握し、コンテンツに反映させることができます。

6.1.1 アクセス解析ツール

アクセス解析を行うには、アクセス解析ツールを利用します。無料のものから有料のものまで、様々なツールがありますので、自分のホームページの規模や目的に合ったものを選びましょう。代表的なアクセス解析ツールとしては、Googleが提供する「Google Analytics」があります。

6.2 セキュリティ対策

ホームページは、常にサイバー攻撃の脅威にさらされています。セキュリティ対策を怠ると、ホームページが改ざんされたり、個人情報が漏洩したりする可能性があります。そのため、セキュリティ対策はホームページ運用において非常に重要です。

6.2.1 具体的なセキュリティ対策

  • WordPressプラグインを常に最新バージョンに更新する
  • パスワードを複雑なものにする
  • セキュリティプラグインを導入する
  • SSL/TLSを導入する

上記のような対策を講じることで、セキュリティリスクを大幅に減らすことができます。特に、WordPressとプラグインの脆弱性を突いた攻撃が多いので、こまめなアップデートを心がけましょう。また、パスワードは推測されにくい、複雑なものに設定しましょう。セキュリティプラグインは、ログイン試行の制限や不正アクセスの検知など、様々なセキュリティ機能を提供してくれます。SSL/TLSは、ホームページとサーバー間の通信を暗号化することで、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。

6.3 バックアップ

万が一、ホームページに問題が発生した場合に備え、データをバックアップしておくことが重要です。バックアップがあれば、問題発生前の状態に復元することができます。

6.3.1 バックアップの種類

  • データのバックアップ:ホームページのファイルやデータベースをバックアップします。
  • システムのバックアップ:サーバー全体のバックアップを取ります。

データのバックアップは、手動で行うこともできますが、自動バックアップ機能がついたプラグインを利用するのが便利です。システムのバックアップは、レンタルサーバー側で提供されていることが多いので、確認してみましょう。

バックアップは、複数箇所に保管しておくことが推奨されます。例えば、ローカル環境とクラウドストレージサービスの両方にバックアップを保存しておけば、より安心です。

7. まとめ

この記事では、WordPressを使ったホームページ作成について、初心者の方向けにステップバイステップで解説しました。

サーバーやドメインの取得から、WordPressのインストール、テーマ・プラグインの設定、コンテンツ作成、そして公開までの流れを理解することで、誰でも簡単にホームページを持つことができます。

WordPressは、SEOに強く、デザインの自由度も高いため、ビジネスや個人の情報発信に最適です。この記事を参考に、あなただけのホームページを作成し、世界に向けて発信してみましょう。

この記事を書いた人

Atsushi

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